2017年01月31日

Vol.173 「元スタッフ集結」

 1月27日(金)元スタッフの高橋さん(旧姓大友)、松下さん(旧姓樋口)、佐藤さん(旧姓佐々木)の3人が遊びに来ました。3人は年齢も近く、遊びに来たのは2度目でしたが、この日はお子さんを交えてランチをした帰りに寄ってくれました。

 子育てでも話が合うようようで、楽しそうでした。高橋さん、松下さんはともに仙台にお住まいなので、時々顔を出してくれるのですが、佐藤さんは岩手県の江刺にお住まいなので、仙台に遊びに来るときは集まっているようです。

 佐藤さんの実家はお好み焼き屋さんを営んでいます。

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 僕も何度もお邪魔していますが、とても美味しいですので皆さんも是非!

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2017年01月25日

Vol.172 「ミュンヘンを歩いて」

 2017年1月19日から22日まで、学会参加のためドイツのミュンヘンに行ってきました。ドイツは北海道と緯度が同じということで、寒さには十分気をつけるべきだったのですが、何とかなるだろうとインナー2枚、アウター1枚(しかも普通のコート)という状態で4日間1月のミュンヘンを過ごしました。雪が少なかったので良かったのですがさすがに寒かった!

 ミュンヘンは人口が130万人ということで、100万都市の仙台より規模が大きいと聞いていたのですが、朝8時の駅前を見てびっくり。平日なのに人がまばらで閑散としていました。
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 路面電車が走っていたのは風情がありましたね〜DSCN4890.JPG

 駅に行ってみると(トリノもそうだったのですが)いわゆる改札が無く、誰でもそのままホームに入ることができます。長距離は車掌さんが列車内で切符を確認に来るシステムのようです。

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 学会の初日は朝9時から午後6時までのスケジュールでしたが、懇親会がスタートする午後8時まで2時間の間があったので、茅ヶ崎でOrgan Dental Labを開業されている、日本でも指折りの技工士・長谷川さんに街中を案内してもらいました。長谷川さんはシークエンシャルのコンセプトを学ぶため、何度もドイツに来られていてドイツ語もバリバリなんです。尊敬です!

 そんな長谷川さんに連れてきてもらったのがマリエン広場と新市庁舎。この建造物の周りがショッピング街なっていました。

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 この後ホテルに戻り懇親会に参加したのですが、ヨーロッパの先生方が中心になり、あちらこちらで臨床の話で盛り上がっていました。英語の壁があり大人しくしていたのですが、ヨーロッパの方々はどんどん話しかけてくるので、相槌を打って必死にトークしてきました(笑)

 学会初日はホテルから学会場まではタクシーで移動していたのですが、2日目は早起きして時間があったので、歩きでどのくらいかかるか調べてみたら、1時間と少しといったところだったので、町並みを見たいと思いスマホを頼りに歩いて学会場へ向かいました。

 さすがドイツ、歴史を感じるような銅像、建物が多かったですね〜

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 2日目、学会が終わり水滸会の吉見先生、篠宮先生に同席して、ベルリンのミュラー先生、ポルトガルのマルゴシア先生と夕食を食べに行きました。お店はミュラー先生の推薦のお店でしたが、本場のドイツ料理を頂きました。

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 中でも美味しかったのは豚です。表面を揚げているのですが、皮は食べず中だけ食べてと教えてもらいました。一人分が写真の大きさなので結構お腹いっぱいになりました(^^)

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 次の日は丸一日オフだったのですが、あまりにも寒いので近場を観光するだけにしました。

 さすがドイツはベンツとBNWが多かったですね〜。充電式の電気自動車も見かけました。

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 こちらは金曜日の夜長谷川さんと歩いたショッピング通りですが、人、人でごった返しだったはずの通りなのに、朝の9時ではこの通り。ドイツは日曜日お店もしっかり休むそうで、ショッピングができなかったのです…事前に聞いてはいたのですが、さすがに少しはやっているだろうと甘く見ていました…

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 そして朝に見る新市庁舎。昼間はまた違った顔をしていますね〜

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 こちらはミュンヘン・レジデンツ。旧国王の王宮だそうです。

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 中には数々の調度品がありました。贅沢の限りでしたね〜

 続いてはホーフガーデン。街中にこれだけの広場があるなんて日本では考えられない広さです。

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 昼食後、ドイツ博物館へ向かいました。

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 中は子供から大人まで楽しめる様々な分野の展示品がありました。

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 22日ミュンヘンを発つのが朝の便だったので、5時過ぎにはホテルを出て列車で空港へ向かったのですが、S1という線は最後に空港に向かうものとそうでないものがあって、空港に行かない列車に乗ったことに後から気づいたのです…。乗り換えのホームに下りたところ、あまりの寒さと人気の無さにマジ寂しくなりましたね〜。親切なドイツ人が声を掛けてくれて、「次に来る列車は途中で分かれて空港に行かないものもあるから、Aという場所にいなさい」と言って、ホームの入り口にまで一緒に来てくれました。次の電車が来るまで10分以上あるから、ここで暖かいコーヒーを飲むといいよとお店まで教えてくれました。ありがとうございました!

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 ミュンヘンからフランクフルト経由で羽田に戻る予定でしたが、ミュンヘンで機内に乗り込んでから45分くらい待機させれられたため、フランクフルト空港でお土産を買う計画がオジャン。お土産無しでの帰国となりました。できるならあったかい時期に行きたかったミュンヘンでした(^^)
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Vol.171 「ミュンヘンのiaaidに参加して」

 去る1月20,21日の2日間、ドイツのミュンヘンで行われたInternational Academy of Advanced Interdisciplinary Dentistry(iaaid)という学会に参加してきました。テーマはDigital Dentistryで歯科がデジタル化されている中で、さらに先を行っているヨーロッパの現状を学んで来ました。

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 講演の多くはドイツ人であり、全てが特別講演という内容でした。デジタル化された歯科治療の講演は日本でも聞いた内容が多かったのですが、臨床への応用がより現実化している感触を受けました。さらにプレゼンがうまい!身振り手振りを加えるうまさはもちろんのこと、動画も交えて興味を引くような発表スタイルは、学ぶべき点が多かったです。

 Daniel Edelhoff先生の講演の中では「治療の失敗の90%は治療の前に決まっている」という言葉は印象的でした。僕なりの別な表現としては「正しい診断と適切な治療計画を立てることこそが治療の根幹である」ということになるかと思っています。どんなに手が器用で最新の治療を行ったとしても、診断が不適切であったり、治療計画がずれていれば、治療そのものが価値の無いものになってしまう可能性があると思います。
 Jan-Fredrik Güth先生は非常に精密な外科治療を示してくれました。
 Andress Kolk先生は顎変形症に対する外科治療の実際を見せてくれました。日本でも目にする機会はあるのですが、かなりダイナミックな治療が印象的でした。
 Jan Stavness先生は骨や筋肉の動きをデジタル化させて動画で表現するソフトを用いてその微妙な動きをわかりやすく提示してくれました。

 2日目には日本の佐藤貞雄教授の講演からスタートしました。何度も聞いたお話ではありましたが、ヨーロッパの先生方はとても興奮していたようです。
 佐藤先生の講演をひきついだBas Wafelbakker先生の講演は、もっとも自分達の臨床に近い講演であり、包括的歯科臨床の真髄を見せていただきました。特に矯正用のワイヤーを機械がベンディングしていくさまは、まさにデジタル化の流れを感じました。
 Yong-Min Jo先生は印象をせず矯正治療を進めている実践を示してくれました。
 Bassam Hassan先生、Elöd Ury先生、Jochen Kusch先生はDigital Workflowをそれぞれの立場で示してくれました。
 Ingolf Säckler先生は動くCTを用いて顎の動きを解説してくれました。

 Digital DentistryとしてはCAD/CAMによる技工がはじまりでした。その後、
・型採りを行わない「光学スキャナーの使用」
・かぶせ物や入れ歯を「3Dプリンター」を使って作り出す。
・CTを併用してインプラントのためのサージカルステントによる「ガイデッドサージェリー」
が示されていましたが、内容は今まで日本でも紹介されているものが多かったです。
さらにその精密なデータから表現される治療においては、日本の歯科医師の方がより精密である感触を受けました。DSCN4848.JPG
(Weatin Grand Hotel Munich)

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2016年12月08日

Vol.170 「休日夜間診療にて」

 2016年も残り一月を切りました。皆さんにとって2016年はどんな年だったでしょか?

 私が所属している仙台歯科医師会では、様々な形で地域医療に貢献していますが、その一つに休日・夜間診療があります。五橋の仙台福祉プラザにある障害者歯科の施設を使って、休日や夜間に歯に治療が必要になった方に対して診療をおこなうシステムです。患者さんは誰が治療をするかを知らずに来院されますし、全ての方が初診で見えますので、我々医療サイドも自分の診療室での治療とは違った意味の緊張感があります。以前には歯が痛くて救急車で運ばれてきた方、あくびをした瞬間顎が外れてしまった方、入れ歯の針金が舌に刺さってしまって取れなくなってしまった方など、一般開業医ではめったに出会えないような疾患を持っていらっしゃる患者さんと出会うことができるのです。

 12月4日の日曜日の夜はその休日夜間診療の担当だったのですが、若い男性が顎が外れてしまい、口を閉じることができなくなってしまったということで来院しましたので、口を閉じることができるよう治療を行いましたが、今までにも2回外れてしまったことがあるとのことでしたので、一緒に来院されたお母様にその治し方をご指導もしました。 
 同日来院された方の中に、70歳代の女性の患者さんがいたのですが、「歯ぐきからの出血が止まらないので診てほしい」ということでした。口の中を診せてもらうと、左右2箇所から出血の跡がありましたが、私が診たときにはもう止血していました。口の中を見るとプラークがべったりでした。持参されたお薬手帳を見ると、10種類以上の薬を服用されていることもわかりました。身長に対しての体重は少々多めでしたし、身体の動きも緩慢な感じを受けました。

 血は止まっていましたので、通常であれば口腔衛生指導、すなわち適切なブラッシング方法を指導して、炎症を抑えることによって歯ぐきからの血が出ないようにするところだと思うのですが、やや肥満傾向にあること、薬を多量に服用していること、口の中が異常に汚れていることから、「軟らかいものばかり食べているだろうから、普通の食事に切り替えること、免疫力を上げるためにしっかりと歩くなどの運動をすること」を指導しました。「薬は出してくれないの?」と言われましたので、「必要ありません。薬に頼る考え方を改めなければなりません」とも指導しました。「今あなたに必要なことは、適切な食生活を送ってしっかりと栄養補給をすることと運動をすることによって、免疫力を上げることです。」とお伝えしました。

http://sugiyama-dental.sblo.jp/article/6502515.html

http://sugiyama-dental.sblo.jp/article/447746.html
 
 休日・夜間診療ではその後のフォローができないので、顎が外れた男性、70歳代の女性が現在どうなっているかを知ることができません。チャンスがあれば、顎が外れた男性には、顎が外れにくいようにするための治療を提案したでしょうし、70歳代の女性には二人三脚での歯周治療を行っていくところです。

 また、昨日は青葉区役所で3歳児検診を行ってきました。36名の元気な3歳のお子さん達の歯の検診をしてきましたが、仙台市で行っている2歳半検診のおかげで、事前情報もばっちりで、区役所の衛生士さんたちがたくみにリードしてくれました。診療の段階になると泣いて口を開けてくれない子が10人ほどいましたが、お母さん、衛生士さんの協力でなんとか終えることができました。ちなみに泣いていたのは9割がた男の子でした(笑)。

 自分の診療室以外での地域医療も大変重要であり、仙台歯科医師会ではそのほかにも障害者歯科、在宅訪問歯科などを通じて市民のために従事しています。皆さんも気軽にご相談くださいね!
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2016年11月17日

Vol.169「虫歯ゼロへの挑戦の広告」

 7月3日に続き、エムケープランニングさんが11月6日の毎日新聞に広告を出してくれました。
 ありがとうございます。

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 また、瞬間的にではありますが、11月10日のAmazonで、歯科部門でランキング1位になったこともあったそうです。

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 虫歯予防は難しいことではありませんので、是非参考にしていただければと思います。
 あっ本も買ってくださいね〜(笑)



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2016年11月01日

Vol.168 「2016合同芋煮会 in 秋保」

プロ野球は日本ハムファイターズが4勝2敗で日本一になりました。日ハムファンの方、おめでとうございました。

去る10月29,30日秋保にて東京の「てんとう虫」「包括歯科医療研究会」山形の「勝史塾」仙台の「月一会」という歯科のスタディーグループが一堂に会して合同芋煮会を開催しました。初日の午後は秋保の川べりで芋煮会、夜はホテルで懇親会からの勉強会、それぞれのスタディーグループの代表が自分の症例を提示して、参加者でディスカッションしました。

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お酒が入っていたこともあり、白熱したトークになりましたが、臨床好きの集まりだけあって、とても有意義な時間を過ごすことができました。私は2時半過ぎには布団に入ったのですが、東京グループの7人は、それからタクシーで国分町までラーメンを食べに行ったそうで…。

 2日目はてんとう虫の会長・亀田先生、包歯研の森本先生の特別講演でした。特に森本先生の講演は本当に感動しました!今年聞いた数々の講演、発表の中でも最高のプレゼンでした。

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 私たち医療人はなんとなくの勘で治療を行うわけではなく、多くの研究などにより治療法は確立されている、いわゆるエビデンスに基づいた治療を行うことが一般的です。一方エビデンスにばかり目を奪われ過ぎると、目の前の患者さんの特徴を見逃す結果にもつながりますので、その辺のバランスが重要となってきます。 森本先生はご自分の医院の膨大な資料からある特性を見出し、こういった仮説が成り立つかもと提示しながらも、あくまでも目の前の患者さんをじっくり診査し、考察する姿勢が素晴らしかったのです。一般的に一番最初に抜歯にいたる歯は下あごの第1大臼歯だと思っていたのですが、森本先生のオフィスでは違っていたのです。私自身も思い当たる節がありましたので、そこから食い入るように森本先生のプレゼンに引き込まれていきました。

 一人の患者さんから「このことが原因では?」と考察するためには、たくさんの診査項目があり、そのうち必要な項目がどれでどこに特徴があるのかに目を向けるためには、普段から膨大な資料採りをする必要があり、整理することが必要です。そのため森本先生はキーワードを設定し、後からパソコンで検索が掛けられるように工夫していたのです。

 こういった緻密で時間のかかる調査についても惜しみなく披露してくださり本当に感謝です(^^)森本先生のような優秀で人柄の良い先生方とお知り合いになれたのも、学会にパイプのある先輩方の努力の結果なのです。菅崎先生、木村先生、ありがとうございます。

学会や勉強会と聞くと敷居が高いような気がすると思いますが、もちろん楽しいことばかりではありません。何より人前で自分の治療をお話しすることには、最初の頃とても抵抗がありました。私自身、痛烈な批判を受けた経験は多々あり、今でもそのときのことを鮮明に覚えています。しかし、批判を受けることは自分に対する愛情の証であり、自分を成長させてくれる近道なのです。批判をしてくれた先輩には、ステップアップした自分を見せることが恩返しになると考えています。

人によっては先輩から注意を受けて(本当は指導なのですが…)以来、ほとんど人前では発表をしなくなる人もいます。人前で恥をかくことを良しと思う人はいませんが、聞かぬは一生の恥ですし、プライドが成長の邪魔をしているのであれば、それは意味の無いことです。さらに、せっかくアドバイスを受けていながら、全く以前と全く変わっていないという人もいます。以前にはアドバイスをくれた先輩も、もう一度という気になれないことがしばしばです。

地道に自分の治療をすることだけを続けたり、著名な先生の講演を聞くことだけをしている方を否定する気はありませんが、発表を続けることはアドバイスをもらえる分、加速度的に実力を上げることができます。さらには同じような悩みを持っている者同士でディスカッションにも広がります。その意味で「勝史塾」の佐藤勝史先生は、自宅を解放し後輩達に教え、チャンスを与え、成長を支え続ける素晴らしいリーダーです。

さらに、いつも同じメンバーでばかり集まっているよりも、他のグループと意見を交えること、ある意味他流試合のような場面も出てきますが、発想の転換ができるまたとないチャンスでもあります。今回、「てんとう虫」や「包歯研」の方々のプレゼンを見たりディスカッションをしたことで、新たな視点が芽生えました。一分野だけに特化してその道のスペシャリストを目指すのも素晴らしいことですが、私自身は歯科全ての分野の知識と技術のレベルアップを図りたいと改めて思いました。そしてすぐに治療を考えるのではなく、なぜその歯がその疾患にかかってしまったのか?と常に原因を考える習慣を継続していこうと再認識しました。

今回はスタディーグループのつながりでしたが、他にも学会などを通じて多方面のメンバーと交流を図り、お互いに良い情報交換をしながら、歯科全体のレベルアップに貢献できれば幸せですね!
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2016年09月18日

Vol.167 「山形4地区合同講演会」

 プロ野球セ・リーグは25年ぶりに広島東洋カープが優勝しましたね!ファンの方おめでとうございます。リオ・オリンピックも日本勢の活躍は大変素晴らしかったですね!

 さて、昨日は山形県の北村山地区・新庄地区・西村山地区・天童市・東村山郡歯科医師会合同学術講演会にお招きいただき、「虫歯ゼロへの挑戦」−う蝕のできた場所から原因を探る−というタイトルで講演させていただきました。総義歯では日本でも著名な佐藤勝史先生、歯周治療や咬合治療でも大変レベルの高い吾妻聡先生にお誘い頂き、この企画が成立しました。スタッフの方の参加もあったので、150名ほどの方にご参加頂き、熱心に聞いていただきました。
 
 話の骨子は普段患者さん向けにお話している「虫歯を減らそう」の内容なのですが、参加者全員が歯科医療従事者ということで、内容についてはより詳しく解説をし、症例ごとに一緒に原因を考えてもらうようにしていただきました。参加者は歯科医師、歯科衛生士、歯科助手だけでなく、歯科技工士や受付と現場とは少し離れている方々にもわかってもらえるように説明したつもりです。

 前半は虫歯がどの歯にできても、歯のどの部分にできても「ブラッシングしてください!」といい続けることが大切なのではなく、特徴的な食生活に問題があることを、後半は虫歯が1本しかない患者さんの虫歯が出来た理由、また左右のどちらかにだけ虫歯が集中している理由、それはどちらも噛み合わせが関連していることを示しました。噛み合わせというと歯科医師だけが担当するようなイメージがあると思いますが、歯科衛生士や歯科助手の方でも簡単にわかるポイントを示したので、覚えていただけたと思います。

 講演終了後には懇親会を催していただき山形の先生方とたくさんのお話をさせていただきました。皆さんとても熱心で、この予防の仕方はどう思うかと質問をしたり、自分の医院の虫歯予防を熱く語ってくれる先生もいらっしゃいました。皆さん東北らしい温かみのある方ばかりでした。同級生の日塔先生とも久しぶりにお話が出来て楽しいひと時を過ごすことができました。山形のみなさま、ありがとうございました。

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2016年07月14日

Vol.166「日本臨床歯周病学会第34回年次大会 in福岡」

 去る7月9,10日福岡で日本臨床歯周病学会第34回年次大会が開催されました。
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 第33回は昨年仙台で行われ、主催者として余裕がなかった状態でしたので、今回の年次大会はゆっくりと学ぶことが出来ました。今回主催の木村先生、中富先生、吉田先生をはじめとする九州支部の皆様、本当にお疲れ様でした(^^)

 前日の金曜日は支部長会議、理事会の後、医療制度委員会の懇親会に混ぜていただき、かなり盛り上がりました!宮崎の永井先生には全員分の飲み物代を奢っていただきありがとうございます!委員長の西原先生、朝6時まで飲んだ関東支部の鈴木先生、ギャグが冴え渡っていた宮前先生、5時まで鈴木先生に付き合った米沢先生などなど、本当に楽しかったです!

 9日は東北から工藤先生(青森)と伊藤さん(山形)が口演、黒江先生(山形)と千葉先生(宮城)がポスター発表をしました。さらに江澤顧問が衛生士向けテーブルクリニックをされました。皆さんお疲れ様でした。

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(堂々としていた千葉喜之先生)

お昼は一蘭のラーメン、やはり本場は美味しかったですね〜
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ちょうど福岡では博多祇園山笠で街はにぎやかでした。
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全体懇親会では太鼓の迫力に圧倒されました。その後関東支部の岡田先生のご紹介の「旬彩旬魚 あんどう」に行きましたが、大満足!全て美味しかったのですが、マグロの頭を丸ごと焼いて、それをテーブルに運んできてそこで親方がさばいてくれました。チョー美味かったですよ〜IMG_0356.JPGIMG_0357.JPG

その後、高野先生とともに高島先生チームに合流。一見さんお断りの粋なお店に連れて行っていただきました。日本酒のラインアップがハンパない!料理も美味しかったです(^^)IMG_0359.JPG

全日程が終了した10日、お昼を美味しいところで食べたかったのですが、7年前に行ったお店に行きたくて、「記憶と鼻」を頼りに見つけました!春吉橋のふもと「かし」という和食のお店です。
ヤリイカが絶品!美味しかったです(^^)IMG_0365.JPGIMG_0367.JPG

福岡は何を食べても美味しかったし、街もきれいですね。活気があって印象度アップ!でした。
九州支部の皆様、お疲れ様でした。

追伸:エムケープランニングさんが7月3日の毎日新聞に広告を出してくれました。ありがとうございます。img625.jpg









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2016年06月25日

Vol.165「患者さんと共に治療する」

 全国的に雨の被害が続いています。被害にあわれた方が一刻も早く日常に戻れることを祈っております。

 さて、今日は歯科治療について視点を変えてお話してみたいと思います。歯科の二大疾患は「虫歯」と「歯周病」です。特に虫歯については「治療」という側面で見ると、その主役は我々歯科医療従事者です。虫歯菌に感染してしまった部分を専用の器具で取り除き、そこを人工物で埋めて修復していくというものです。また、不幸にして歯を失ってしまった場合には、入れ歯など大きな代用物をオーダーメイドで作っていきます。義手や義足、あるいはメガネやコンタクトレンズと同じような位置づけにあると思います。

 一方歯周病の治療はどうでしょう?詳細な診断をした後、歯に付いている歯石を取ったり、合わない被せ物をはずして磨きやすい環境を整えることは、我々がおこなう治療です。しかし、歯に付着する歯周病菌を取り除くことは、患者さん自分自身が行わなければならないことなのです。すなわち治療の主役は患者さん本人なのです。この部分が虫歯や入れ歯の治療と大きく異なる部分です。患者さんが本気になって歯周病と向き合わなければ、どんなに歯周病の名医と出会っても治らないのです。

 このことは内科的な疾患にも言えることだと思います。血圧が高い方がすぐに降圧剤をのむことは決してよいことではありません。自らが血圧をコントロールする能力が損なわれていきます。糖尿病の方がインスリンを投与されれば、すい臓がインスリンを生産する能力が低下していくそうです。本来の健康な状態に戻るためには薬や治療を主体におくのではなく、生活習慣など全身の健康を第一に考え、歯周病に対してであれば、適切なブラッシングを欠かさず行うことが必要です。

 歯科においては第3の疾患、「顎関節症」があります。予防としては左右均等に噛むとか、寝る姿勢に気をつけたりとか、噛みしめる癖をやめるとか、色々とあるのですが、顎関節症に関してはやはりわれわれの治療が主体になってきます。今までにも示したように、その中でも“診断”が非常に重要です。

 その的確な診断の元に治療が行われていくのですが、その診断のために“患者さんの訴えを良く聞くこと”がポイントになります。顎関節症の患者さんの悩みは、とても表現が難しく、相手に伝えることが困難なようです。こちらからしっかりと寄り添って、何でも言える状況を用意して、“患者さんとともに歩みながら治していく”そんなスタンスで治療に当たることが大切だと思っています。現在治療中のAさん、ともに頑張りましょうね!
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2016年05月24日

Vol.164 「救いの手を差し伸べる生き方」

 楽天イーグルス、不調ですね…嶋も左手を骨折、なかなか浮上のきっかけをつかめずにもがいています。頑張ってほしいものです!

 さて、SNSの普及もあるのでしょうが、政治家や芸能人の不倫などのゴシップがやたらニュースに出る機会が多くなったように感じます。また、最近では東京都知事の公私混同、お金の流用の仕方について、連日報道されているようです。ニュースを見るたびに残念と思ったり、怒りがこみ上げてくる方もすくなくないと思います。また、こういった報道はよいこと、悪いことを再認識してもらったり、抑止力として働くといった意味合いを考えても、意味のあることだと思います。

 歯科の世界では、技官という職があって、正常にカルテ請求をしているかについて、歯科医師が歯科医師を検査、管理するといった仕事をします。不正があれば注意、勧告をしていきます。その程度が過ぎていれば厳しく罰せられ、保険医の停止などのペナルティーが科せられることもあります。いけないことをきちんと正すお仕事はとても大事だと思っています。

 一方芸能人のそういった場合の報道については少々行き過ぎではないかと思うことも多々あります。とことん対象者をおとしめようとしているのかとさえ思ってしまいます…

 そんな中、本日発売の婦人公論という雑誌で瀬戸内寂聴さんと小保方晴子さんの対談記事が出るそうです。なんでも小保方さんの本を読んだ瀬戸内さんが対談を希望して実現したということらしいのです。今朝のTVでこの話を知ったのですが流石、瀬戸内さん!と叫びたくなりました。小保方さんの研究は立証されませんでしたが、私自身はボタンの掛け違いのようなもので、決して悪意によるものではないと思っていたのですが、マスコミからの痛烈な攻撃でうつ状態になっていた小保方さんに手を差し伸べた瀬戸内さん、このような生き方をしたいと心底思いました。

 私自身も2週間前ある知人から相談を受けたのですが、聞けばあまりにもかわいそうで、何とかしてあげたいと思い、力になってくれる人を紹介したり、元気付けるための本を差し上げたりしています。「他人の不幸は蜜の味」的な感情よりも、どんなことでもよいから、人のために何かをしてあげて、その方に喜びを感じてもらう、そういった生き方をしたいと強く感じています。十分反省をしている人、誤解をされている人にチャンスを差し伸べて、世の中の人すべてが笑顔になる、そんな明日が来るといいですね!
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2016年04月16日

Vol.163「出版記念パーティー」

去る4月2日(土)ホテルメトロポリタン仙台で「虫歯ゼロへの挑戦」出版記念パーティーを行いまして、98名の方に祝福していただきました。

司会をしてくれた守篤彦先生
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ビデオ撮影をしてくれた齋藤太紀先生
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祝辞をいただいた山田正先生
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2番目に祝辞をいただいた江澤庸博先生
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今回の仕掛け人・喜多雅文氏
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乾杯のご発声をいただいた菅野博康先生
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スピーチをいただいた、宮城県歯科医師会一の酒豪・木村純子先生
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宮歯野球部監督・宮内昭穂先生
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月一会名誉会長・菅崎直身先生
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圭歯会前会長・村上正博先生
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閉会の挨拶をいただいた圭歯会会長・菊地賢先生
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たくさんの方からお花を頂きました。
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お花をくださった阿部里沙子先生
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お花をくださった江澤庸博先生と鈴木道治先生
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お花をいただいた月一会の皆様
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受付をしてくれたスタッフと娘達DSC_0029.JPG

そのほか、出席できませんでしたがということで山影俊一先生、齋藤善広先生、会田正人様、瀬戸一弘様からもお祝いを頂きました。
カメラマンをしてくれた上中晴貴先生、ありがとうございました。

皆様、本当にありがとうございました。DSC_0376.JPG













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2016年02月22日

Vol.162 「虫歯ゼロへの挑戦」

 今年も花粉症の季節がやってきました。ここ2,3年は落ち着いてきましたが、軽くすんでもらいたいものです…。

 さて、エムケープランニングのもとで書籍を発行することになり、ようやく完成しました。このニュースレターでも何度かご紹介していますが、「虫歯を減らそう」というタイトルで毎月行っている虫歯予防の勉強会の内容を、そのまま本にしたものです。その内容は何度か歯科医師、歯科衛生士にも聞いていただきましたし、歯科業界の方の前でも講演をしたことがあったのですが、「文書化したほうがいい」とアドバイスを受けました。中学の同級生で現在も大変良くしてくれている友人で広告代理店経営の喜多雅文氏にお願いし、今回の出版となりました。

 学会への論文は専門的な言葉を使いますし、ブログなどの文章は好き勝手に書いていましたが、今回のような経験はありませんでしたので、生みの苦しみがありました。喜多氏には何度も迷惑を掛けてしまい、申し訳なく思っていますが、最後まであたたかい心で見守ってくれました。改めてありがとうございました。
本の内容については、東北大学名誉教授であり、日本トゥースフレンドリー協会会長の山田正先生の理論がベースになっています。また、前述の勉強会ですが、2002年からはじめ先月で150回目になった患者さん向けの勉強会で、皆さんからいただいた質問から発展した内容も盛り込まれています。勉強会には子供にも参加してもらっていますが、正直子供には理解が難しい理論もお話しています。でも、その勉強会では実際の写真をお見せしているのですが、「このような歯になってはいけない」と子供達も思ってくれるようで、やはり写真は大事だなと思っています。その紹介している写真も本には掲載されていますので、是非手にとってご覧いただきたいと思います。

 そうそう、申し遅れました。本のタイトルは「虫歯ゼロへの挑戦」です。サブタイトルの「あなたでも 今からできる 虫歯ゼロ」は私のネーミングですが、本のタイトルは喜多氏が考えてくれました。「挑戦」というと実現が難しいことのように思えるところがあるかもしれません。でも普段の食生活を改善することで、虫歯ゼロを達成できる人はとても多いのです。2002年からの勉強会を行って確信しています。その内容を多くの人にも知ってもらいたい、そのためには書籍は重要な武器になります。自分で宣伝するなど照れくさいと思っていましたが、喜多氏に「虫歯を減らす使命があるんだろ」と言われ襟を正す気持ちになりました。是非皆さんにも「虫歯ゼロ」を今から達成していただきたいです。img538.jpgimg539.jpg



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