2017年03月22日

Vol.174 「iaaid−Asia 8th Meeting」

 平成28年度も終わろうとしています。「出会いと別れの季節」ですね。

 3月19,20日は国際先進学際歯科学会アジア部会第8回学術大会が仙台で開催されました。招待講演3題、特別講演1題、基調講演1題、特別企画2題、ポスター発表6題という内容で参加は90人でした。この2日間のために、師匠の吉見先生と篠宮先生を中心に東北のメンバー5名と横浜の武井先生のお手伝いで準備をしてきました。東京歯科大学の阿部伸一教授には顎関節周囲の解剖のお話を、愛知学院大学の平場勝成教授には関節円板を中心にしたお話を、東北大学の瀧靖之教授には脳のお話をいただきました。臨床家である我々にとっては、大変有意義な学びとなりました。

 佐藤貞雄教授にはブラキシズムと脳の関係を、白数先生には咬合平面の修正の総論的なお話を、中山先生と長谷川先生には歯科医師と歯科技工士のコラボレーションのお話を、榊原先生にはワックスアップのお話をいただきました。

  準備では通訳の方とのやり取りが一番苦労しました(笑)。そして大変勉強になりました。同時通訳がどのようにしてできるのかについて、その一部分を知ることができましたので…。3名の通訳の方に依頼したのですが、実際に英語の通訳を聞いていた外人の方は3人だけだったのです。それでもその3名が通訳の方のブースに行って直接お礼を言っていたと聞き、とても良かったと思っております。

 また、今回ポーランドから参加したマルゴシア先生がポスターアワードに輝いたことはとても素晴らしいことでした。噛み合わせと聴力の関係を研究されていてその結果の一部を紹介してくれました。

DSCN5148.JPG
    
 本学会は噛み合わせを中心に歯の治療を行っているのですが、同時に脳への影響を研究しています。顎関節という顎の関節は耳にも近いため、聴力との関係も非常に深いのです。歯にかぶせ物をつけたり、きれいな歯並びにしたりすることだけが目的ではなく、いかに全身のパフォーマンスをあげるか?ということを意識して診断、治療をしています。Iaaidという学会は、来年からICOMと名前を変えて再スタートします。より噛み合わせに特化した学会を目指します。今回参加された皆様、お疲れ様でした。

無題.jpg

posted by 副院長 at 08:27| Comment(1) | TrackBack(0) | '17 ニュースレター