2014年06月26日

Vol.141「学会に参加して」

 いよいよ夏本番ですね!
 
 毎年6月は2つの学会に参加するので、土、日がつぶれてしまうのですが、今年はとても有意義な学会でした。特に日本臨床歯周病学会の年次大会でお招きしたイタリアのTONETTI先生の臨床は素晴らしかったです!

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 アメリカの先生方は、結構簡単に歯を抜いて、インプラントという人工歯根を埋める治療が多いのですが、TONETTI先生は、さすがにこれは残せないだろうという歯周病末期の歯を保存していたのに驚きました。歯周治療の奥深さを目の当たりにしてきました。さらに、精度の高い外科処置によって、従来法の再生治療から薬や材料を補填しなくても再生療法ができるんだという実例を見せていただきました。その理論的な背景、また統計を取ることによって確実な結果を出していることを提示してくれたので多くの学びがありました。

 ここのところ、歯周病の学会なのにも関わらず、インプラント関係の発表が多く、おかしな方向へ進んでいないかと心配する会員が多かったのですが、昨年の北海道大会から「歯を保存する」ことを第一に考える、日本臨床歯周病学会らしさが復活してきたように感じました。

 学会では毎年お会いするメンバーと顔を合わせることが出来ますし、多くの発表を見ることで勉強になると同時に刺激を受けてきます。日本臨床歯周病学会東北支部では4名の方が発表されました。

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岩手県の佐藤奨先生

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郡山の糠沢先生

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松島町の岡山先生

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石巻の衛生士・木村さん

4名がそれぞれ発表され、高い評価を受けました。

 2011年の7月に日本臨床歯周病学会の年次大会がはじめて東北は仙台で行われる予定でしたが、3月の東日本大震災のために開催を断念した経緯がありました。来年2015年の7月に改めて東北発の年次大会を予定しています。今年の名古屋の大会においては、東北のメンバー一同、来年の年次大会をイメージしながら参加してきました。市民フォーラムも同時開催されますので、多くの方に参加していただきたいと思っております。

日時:2015年7月18,19日
場所:仙台国際センター

 私事ではありますが、昨年の日本顎咬合学会での発表を評価され、優秀ポスター賞をいただきました。日ごろお世話になっております、東京の吉見先生をはじめ、多く皆様に感謝申し上げます。

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月一会からは共に学んでいる虻江先生、菅崎紳先生も優秀賞を受賞されました。

また、日本臨床歯周病学会で共に学んでいる石巻の三宅先生も受賞されました。
東北のメンバーが多数選ばれていることはとても励みになりますね!

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左から内田先生、私、三宅先生、若林先生
posted by 副院長 at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | '14ニュースレター
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