2006年08月04日

総入れ歯

 皆さんは「総入れ歯」と聞いて何を連想するでしょうか?食べるのが大変ではないか?抑える歯もないのに、外れたりしないのか?などと考えますでしょうか?

 我々歯科医師サイドからは、「これはいただき!」と思うような比較的簡単な口をしている方と、「このケースはかなり難しい」と思うような口をしている方とを、瞬時に判断しています。一般的に上の入れ歯よりも下の入れ歯のほうが落ち着きが悪く、外れやすい、歯ぐきが痛くなるなどのトラブルが起こりやすいのです。

 私自身も総義歯(総入れ歯)の大家である田中久敏先生の元で研鑽を積んで現在に至っています。現在では虫歯も少なくなってきており、総入れ歯の患者さんは以前ほど多くはありませんが、総入れ歯は我々歯科医師にとってもっとも基本となる内容が盛り込まれている、奥深い学問でもあります。
 
 昨日は東京で開業されている阿部二郎先生が、故郷である仙台に夏休み休暇を利用してお帰りになるということを聞いた、我々の勉強会の中心的存在の斉藤善広先生の取り計らいで、阿部先生を囲んで、歯科医師と技工士によるディスカッションを行いました。阿部先生は歯科医師としての技術が卓越しており、多くの若い先生方から絶大なる信頼を集めているsuper dentistです。

 昨日のディスカッションは勉強会のメンバーから、斎藤先生、佐藤勝史先生、柏崎先生、糠沢先生、技工士の大野さんと、それぞれ自分のケースを発表し、それについて参加者が意見を出し合う形で行われました。歯科医師が技工士にいいたいこと、技工士が歯科医師にしてほしいことなどをぶつけ合う、そういった趣旨で行われました。

 皆さんは「そんなこと当たり前じゃないか?」と思いますか?それが意外と行われていないのです。お互いが不満を持ちながら、特に技工士は送られてきた模型がどのようなものでも、グッとこらえて技工物を完成させていることが少なくないようです。

 昨日は20名以上のメンバーが集まりましたが、歯科医師と技工士それぞれが意志の疎通が取れているメンバーばかりだった思います。我々の仕事はチーム医療ですから、お互いが高めあい、カバーしあうような関係で全力投球していきたいですね。

040914上・深沢正昭.jpg
総入れ歯の方の上の歯ぐき

040930粘膜面・深沢正昭.jpg
総入れ歯の方の下の歯ぐき

041225正・深沢正昭.jpg

上下総入れ歯
posted by 副院長 at 23:05| Comment(2) | TrackBack(0) | '06不定期日記
この記事へのコメント
すいません、ホワイトニングって一回で白くなるんでしょうか?費用はどの位でしょうか?
Posted by kouko at 2006年09月14日 18:10
 こんにちは。返事が遅れてすみません。

 ホワイトニングですね。1回で白くなる場合もないとは限りませんが、ほとんどの場合、難しいと思います。

 ホワイトニングは大きく分けてオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングは病院で行うもの、ホームホワイトニングは患者さん専用のトレーを作製して、そのトレーに薬を塗布して1日数時間付けておく治療法です。これは文字通り患者さんが家で行う行為です。

 ホワイトニングと言っても純粋なホワイトニングで治るケースとクリーニングで済んでしまうケース、あるいはかぶせる、詰めるといった治療が必要なケースとさまざまありますので、金額的にはなんともいえないと思います。

 トレーを作製して行う通常のケースであれば、仙台の相場としては30,000〜50,000円くらいだと思います。

 
Posted by 副院長 at 2006年09月25日 15:33
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