2006年09月19日

Vol.57 「定期健診」

 先日スタッフともども健康診断に行ってきました。皆さんは定期的に検査をされていますでしょうか?僕自身は毎回のことですが、お酒の飲みすぎを指摘されました…。
  
 健康診断のデーターを見て、どのように判断するのでしょう?その時大切なのは正常範囲内に収まっているかどうかですよね?そしてその項目と関連する疾患がないかどうかを見極める。さらに今後予想される疾患を予想し、予防法をお伝えする。問題がなかった人は安心し、問題があった人は今後の改善すべき点をしっかりと頭に叩き込む。そして、その検査を定期的に行うことで、以前と比べてよくなっているのか、悪くなっているのかを見ていくこともとても大切です。

 もちろん歯科においてもこの健康診断は取り入れています。当医院では6ヶ月、4ヶ月、3ヶ月、1ヶ月間隔で患者さんに応じて検査、クリーニング、指導を行っています。これは完璧に歯をクリーニングしたとして、口腔内の疾患を起こす悪玉菌支配の状態になるのに2〜3ヶ月かかるため、基本的には3ヶ月に1度の定期健診で管理していくという考えに基づいています。そこから問題のない人は長めの間隔で行う、リスクの高い人は短い間隔で行うと言うように患者さん毎に決定しています。

 また、そのデーターは医院に管理されていきますが、患者さんごとに管理されますので、以前のデーターと見比べれば、患者さんの努力、治療の成果などがすぐに分かります。何年も定期健診を受けている方が、急に悪いデーターになったときなど、「どうしましたか?」と聞くと、家族で病人が出て、その看病で自分の健康管理がおろそかになってしまっていると言うことを聞くこともあります。また、歯ブラシの状態はいいのにポケットが深くなっていて、ほかにも夜間の歯軋りをうかがわせるような所見が見られたときなど、ストレスがたまっていて、こちらから歯軋りに気づいてもらうこともしばしばです。
 
 Vol.46でも触れましたが、定期健診を受けていない人は定期健診を受けている人に比べて、10年後に抜歯をした歯の本数が3倍にもなるという報告があります。今、医療の世界では“cureからcare”の時代と言われています。虫歯で例えるならば、虫歯になったから削るのではなく、虫歯にならないように予防するために歯科医院へ通院するということです。我々は受診した患者さんのクリーニングをするだけではなく、その方の傾向を把握して、適切なアドバイスをするよう心がけています。定期健診をしていたことで、何事も起こらないのが一番ですから…
posted by 副院長 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 ニュースレター
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