2015年12月03日

Vol.159 「頼れる技工士」

 今年も師走がやってきました。暖冬の予想ではありますが、やはり寒いですね…。

 Vol.142 など、何度かご紹介していますが、私の所属している勉強会の一つに「月一会」があります。昨年設立30周年を迎えた、仙台では指折りの歯科業界におけるスタディーグループです。ここのところ技工士の参加も増えて、大変盛り上がっています。

 私自身、大学卒業後の5年間は、ほぼ毎日技工をしていましたので、技工は好きなほうです。また私の「豊」という名前は、私が生まれた当時父がお付き合いしていた技工士さんがつけてくれた名前だそうで、技工士には良い感情を持っています。

 Vol.85-3でも技工士の仕事についてご紹介いたしましたが、現在私がお付き合いしている技工士について触れてみたいと思います。私が仙台に戻ってきてすぐにお付き合いをし始めたのがYさん。気仙沼出身でとても精密な技工をしてくれます。技工物だけではなく、皆さんの前に出てくる模型作りから綺麗にすることを心がけています。
Yさんの技工
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(術前)
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(術後)


 次に入れ歯を専門に扱っているSさん。元々大学の同級生の歯科医院に勤めていましたが、今は独立して開業しています。入れ歯だけでなく、マウスピースについても私のこだわりの部分を忠実に再現してくれています。特に入れ歯のトラブルがあって、患者さんが病院に駆け込んできた場合、その場では治せない事があります。その場合は、一旦入れ歯をお預かりするのですが、Sさんはスケジュールをやりくりして患者さんのために修理をしてくれます。
Sさんの技工
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(入れ歯なし)
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(入れ歯なし)


 次にお付き合いを始めたのが、J技工所です。10人以上スタッフがいる大所帯ですが、社長のSさんは人脈も広く、仕事以外でも頼りがいがあります。常に時代をリードする技工所で、最先端の技術をおしみなく提供してくれます。
J技工所Sさんの技工
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(術前)
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(術後)


 ブログでも何度かご紹介しているシークエンシャル咬合は、独自のコンセプトがあるため、その理論を表現する技工物にも特有の形があります。このコンセプトに沿った技工に関しては、東京のA技工所にお願いしています。ダイナミックに良い方向へかみ合わせが変化するので、技工物の重要性を再認識させられます。
A技工所Iさんの技工
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(術前)
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(術後)

 次に勉強会でお付き合いしている技工士さんです。Kさんはまだ20代と若いのですが、入れ歯をメインに勉強し、積極的に活動されています。とてもポジティブでその姿勢は私も学ぶところが多々あり、良い刺激を受けています。とても楽しみな存在です。

 さらに最近知り合ったOさんも気になる存在です。私は大学卒業後は岩手医大の第1補綴科という入れ歯を扱う医局に残ったのですが、そこで受けた教育にとてもマッチするこだわりを持った方で、Oさんと技工の話をしていると、本当に楽しいのです。

 技工士さんは直接患者さんの前に出ないことが多いので、歯科の業界では裏方になることが多いですが、その知識と技術は大きな役割を果たしています。私達が良い技工士と組めば、患者さんの口に表現される技工物も一層その働きを増します。同時に、技工士は我々の模型を見ただけで、その実力を判断します。患者さんだけでなく、技工士にも認められる歯科医師になるべきだと思います。

追伸:先月はじめに父がお付き合いしていた技工士のAさんがお亡くなりになりました。長年当医院を支えていただきましたので、大変残念です。ご冥福をお祈りいたします。
posted by 副院長 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | '15ニュースレター
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