2017年12月09日

Vol.182「糖質制限」

 今年も残すところ20日あまり、みなさんにとって2017年はどんな年でしたでしょうか?私自身は4月からはじめた筋トレのおかげで、昨年よりもずっと良い体調を継続できるようになりました。やはり健康は一番の財産ですよね。

 10月の末に仙台青葉クリニックの桃野秀樹先生にお誘いいただき、高雄病院の江部康二先生の「糖質制限」に関する講演を拝聴しました。

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 江部先生自身、50代前半で糖尿病に罹患し、自身が糖質制限を始めて、現在も健康そのものという経験談を話されていました。糖尿病の治療としてカロリー制限をおこなうのではなく、糖質制限を行って糖尿病を改善する、もしくは血糖値を平常値にコントロールすることを実践されています。

 また、牧田善二先生の「医者が教える食事術 最強の教科書」にも同じように糖質制限のことが書いてあります。牧田先生は不調の原因の9割は血糖値だと断言しています。

 私は歯科医師の立場から、虫歯予防の点で砂糖入りの飲み物に対する警告をしてきましたが、江部先生、牧田先生も糖尿病専門の医師の立場から、清涼飲料水や砂糖入りの缶コーヒーに対して警告を鳴らしていらっしゃいました。

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(20歳から1日4本の缶コーヒーを飲み続けた30歳男性のお口の中)

 同じ糖質でも個体の場合血糖値の上昇は緩やかなので、体に対する負担も自ずと緩やかになりますが、液体の場合は吸収が早いため、血糖値は急上昇します。その結果、急上昇した血糖値を下げようと膵臓から大量のインスリンが放出され、今度は血糖値が急降下します。そうするとイライラしたり吐き気や眠気に襲われたりと不快な症状が出るようになります。健康な人間の体内には約4.5リットルの血液があり、その中のブドウ糖濃度(血糖値)は空腹時90ml/dl、つまりその血液中には4グラム前後のブドウ糖が存在しています。しかし、朝から目を覚まそうと砂糖入りの缶コーヒーを飲むと何が起こるでしょう?軒並み10グラム以上の砂糖が体内に侵入してきます。そして知らぬ間に「糖質中毒」になっていくというのです。

 牧田先生はこの血糖値の急降下によって“すぐにキレ”たり“うつ病”様の症状が出ているのでは?とも述べています。皆さんはこのような話を聞いても、まだ清涼飲料水や砂糖入りの缶コーヒーを飲みますか?

 お二人の先生が書かれた本はとても参考になります。是非ご一読ください。

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posted by 副院長 at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | '17 ニュースレター
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