2009年06月02日

Vol.89「許すということ」

 6月に入りましたね。6月は4日が「虫歯の日」であるため、学校検診があったり、学会もハイシーズンだったりで、忙しい月であります。

 さて、今回はある患者さんにテーマをいただいたので、そのことについて書いてみたいと思います。それはズバリ「許す」ということです。皆さんには「許せないこと」「許せない人」はいますでしょうか?

 少なくとも「許せない」と思ったことは誰でも少なからずある感情だと思います。大切なものを台無しにされた、侮辱された、
といったありがちなことから、愛する人の命を奪われたといった、かなり重いものも含めると、「許せない」であろう出来事は少なくないかもしれません。

 このブログで何度も登場している小林正観さんの「こころの宝島」という本の中に「許すことは徳を得ることになり、結局自分が得をする」といった内容が書かれています。小林さんは「怒る」「恨む」「許さない」といったマイナスの感情を捨てるよう勧めていますが、全くその通りだと思います。僕自身敬愛する宮内先生から小林さんの本を紹介してもらうまでは、どちらかというと正義感の強い人間でした。だから道理に合わないことをする人を「許せない」感情を持っていました。でもそういった感情を持っている人には、もっとその感情を持つような出来事が次々に起こることがわかりました。怖いですよね…

 逆に人を「許す」と自分の過ちも「許してもらえる」気がします。これ以上のことは「許せない」と線を引くよりも、垣根を取り払い自分の幅を広げたほうが、器の大きな人間になれる気がします。

 「許さない」といった感情を持つのではなく、「許す」うえに、挽回のチャンスをあげることができるくらいになりたいものです。世の中すべての人から「許さない」気持ちがなくなれば、犯罪も減り平和に近づけると思うのですが…







CIMG6236.JPG

これ何の写真かわかりますか?
毎回インプラントの手術では、特に清潔にすることが大切なので、患者さんにも滅菌した専用の布を4枚、また我々術者側もそれぞれ専用のガウンを着こみます。

CIMG7288.JPG

そして手術器具を置く台そのものも専用の袋で包むのですが、それらは全て使い捨てなのでたくさんのごみが出るのです。そのごみをできるだけコンパクトにまとめているのですが、愛嬌のあるスタッフが小さくまとめあげたら、なんとなくいとおしくなって、似顔絵を描いてぼくの靴の上にそっと置いておいたのです。院長室から出ようと靴を履きに行った時、思わず笑い転げてしまいました(^^) スタッフはそんな僕を見て、また笑うのでした…
posted by 副院長 at 22:52| Comment(2) | TrackBack(0) | '09ニュースレター
この記事へのコメント
先生の仰るとおりだと思います。私も正義感の強いタイプなので、理不尽な事に直面するとつい人や物事に立ち向かって正そうとしてしまったり・・・。でもそんなことをしてると、本当にまた同じようなことに遭うんですよね。つい先日も、許せないって思うことがあり、周りの方に聞いてもらったら、三日後にまた同じようなことが起きました。人を許すのは時に不自然だと思うこともありますが、許すことで自分が結局楽になるなら、どんどん色んなことを許して流して笑顔たくさんで生きていこうと思います。
そういうことをまた気づかせてくださって、ありがとうございます!
Posted by CHANEL at 2009年06月03日 20:05
CHANELさん、ありがとうございます。

「許す」ことで自分も楽になりますし、周りにもいい影響を与えることができる気がします。

今日も良い一日になるといいですね♪
Posted by 福院長 at 2009年06月04日 07:03
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