2007年01月22日

歯を残すということ

 皆さんは歯を抜いたことはあるでしょうか?虫歯の無い方でも乳歯や親知らずを抜いたことはある、という方もいらっしゃるのではないかと思います。

 我々が歯を抜く場合、そのほとんどは虫歯、歯周病、歯が折れてしまったときです。その中でも歯周病で抜く歯の場合、とても綺麗な歯なのに抜かざるを得ないときがあります。とてももったいないなぁと思う瞬間です。
 
 歯周病に対する治療は、虫歯の治療に比べ治療期間が長くなることが多いのですが、それでも自分の歯でかめる喜びは大きなことです。1月20、21日の2日間、千葉県我孫子市でご開業されている千葉英史先生のご講演を聴くことができました。千葉先生はとても紳士的で笑顔の素敵な男性ですが、1本の歯を残す知識と技術には驚かされました。千葉先生の講演を聴いた歯科医療従事者は、皆同じ事を思ったと思います。そして患者さんとも強い信頼関係で結ばれているだろう事は明らかでした。

 現在の歯科治療はインプラント全盛時代で、CT撮影も伴い、非常に高い水準の医療が完成されつつあります。その最先端を突き進む先生方からも、多くの知識をいただいております。一方、昔であれば歯を残すことに全力を尽くしていたケースも、インプラントが普及したために、より安定した状態で機能できるようにと、早めに抜歯をするといった考え方が広まってきています。

 歯を残すことも、インプラントが良好に機能することも、どちらも正しい考え方だと思います。しかし、千葉先生の臨床を見て、改めて自分の目指す道を認識できたように思います。そして、今以上に患者さんとの信頼関係が結べるよう、地に足をつけて日々の臨床に取り組みたいと思いました。

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posted by 副院長 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | '07不定期日記
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