2007年02月13日

Vol.62 「夜間診療で感じたこと」

 皆さんは連休をどのように過ごされたでしょうか?スキーやスノボに行かれた方も多いのではないでしょうか?

 さて、昨夜は久々の夜間診療の当番でした。仙台歯科医師会では福祉プラザ内に障害者歯科と休日診療、夜間診療(土曜日、日曜日のみ)のために歯科診療所を設けています。昨夜も10数名の患者さんが19:00から23:00までの4時間に来院されました。老若男女、様々な患者さんがいらっしゃいますが、いろいろな意味で勉強させられます。

 昨夜は圧倒的に男性が多かったのですが、その多くは本来歯科医院で治療すべき歯をそのまま放置していることにより、痛みを伴って駆け込んでいらっしゃった方でした。というのも治療対象の歯以外を見渡しても、歯を抜いた部分もそのまま放置、大きな虫歯もそのまま放置、何十年も前にタイムスリップしたかのような感触を覚えました。その皆さんが一様におっしゃるのが「仕事が忙しくて歯医者に通えない」と…。

 患者さんには良く説明するのですが、初期の虫歯を除き、歯には自然治癒能力はありません。したがって治療せずにそのままにしておくことのメリットは何一つ無いのです。痛い歯を抜いてしまい、痛みがなくなったとします。でも歯(親知らず以外の歯)を1本抜いてそのままにしておくと、隣の歯が抜いたスペースに寄ってくる、抜いた歯とかんでいた歯が伸びてくる、それによりかみあわせが狂ってくる、抜いていないサイドでばかりかんでいるために、筋肉のバランスも狂ってくる…。また重度の歯周病をそのまま放置するとどうなるでしょう?隣の歯を支えている骨も吸収し、いずれ隣の歯も抜く羽目になる…。いずれの場合も疾患を放置している時間が長ければ長いほど、その後の治療も長期化、複雑化します。

 賢明な皆さんは信頼のできるかかりつけの歯科医院がありますよね?いつまでも×2美味しいものを食べたいですよね!

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posted by 副院長 at 08:03| Comment(1) | TrackBack(0) | '07 ニュースレター
この記事へのコメント
患者にしてみれば色々な医者がいるものだなぁ。
Posted by あ at 2007年02月16日 11:54
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