2003年01月29日

Vol.13 「喉が渇いたら何を飲みますか?」

 平成15年ももう1ヶ月をすぎようとしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?先週はこの冬一番の大雪が降って、皆さんも雪かき、通勤、通学にご苦労されたのではないかと思います。

 さて、このニュースレターでは出来るだけ最新の情報を届けようと心がけていますが、今日は我々歯科医師が読む、業界の雑誌に掲載されていた記事について説明いたします。私達は虫歯を有する患者さんが来院された時、その歯のどの部分に虫歯があるかを、注意深く診査します。全体的に何か、部分的なのか、上の歯か、下の歯か、前歯か奥歯かなどなど…。そうやって診ると虫歯の原因がわかる場合が多いのです。その中でも今日は飲み物に関するデータ−をご紹介します。

 飲み物による虫歯は非常にわかりやすいのですが、皆さんが何気なく飲んでいる飲み物のpHをご存知ですか?虫歯が出来るためには口の中が酸性に傾く必要があります。すなわちpHが下がった状態をさします。次の次のページの資料に皆さんがよく目にする各種飲料のpHが表示されていますが、このpHが低いものであればあるほど、虫歯になるということです。
菊地亮.JPG
 (毎日ジュースばかり飲み続けていた20代の男性)

 このpHに目を向けると、グレープフルーツなどの柑橘類の大量摂取は、酸触(酸により歯が溶けること)の原因になりますし、食酢を飲料する健康法が広く行われていますが、これも注意が必要です。

 また、最近はワインブームですが、このワインもpHが2.8〜3.8と低く、頻繁かつ大量に摂取することによる酸蝕も報告されています。私は焼酎を良く飲むのですが、焼酎のpH自体はpH8と問題はありませんが、これを梅や果実で割ったものはそのpHが低下し、酸性となるので注意が必要です。

 こうなってくると、水分にもかなり気を使わなければならないということになりますね。ただ、ジュースなどがまったくいけないということではなく、習慣化しないこと、とりすぎないことを守れば、大きな問題にはならないと思います。でも我々から飲み物による虫歯だと指摘された方は、摂取を控えたほうがよさそうですね。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '03 ニュースレター
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