2003年04月10日

Vol.15 「かみ合わせは大丈夫ですか?」

 新学期が始まり、桜前線ももうすぐ仙台に来そうな今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか?当医院もスタッフの入れ替わりがあり、気分一新であります。みなさんよろしくお願いいたします。

 さて、今日は3月に仙台歯科医師会で行われた学術講演会についてご報告いたします。その講演会は「聴力は咬合のセンサー」というタイトルでした。どういった内容かというと、聴力とかみ合わせは密接な関係があるということです。その講演によると、右でばかり噛んでいると、右側の聴力が落ちてくる、などといったように、右か左かだけでなく、前歯か奥歯かなど、部位ごとにある周波数との関係が深く、聴力検査をすることにより、かみ合わせの何が悪いかがわかるということでした。さらに、老人性難聴、すなわち年をとったから耳が聞こえにくくなってきたといわれている人の中には、かみ合わせが悪いために一時的に聞こえにくくなっただけで、かみ合わせを治したら改善したということが見られたそうです。

 我々も学生時代に、コステン症候群という名で、このようなことが起こると習いましたが、最近ではアメリカなどで否定されてきていたところです。これはアメリカが訴訟の国であることを考えれば、おのずと答えは見えてくるのですが、顎の関節は耳のそばですから、かみ合わせと聴力は関係が深くて当然だと思われます。

 かみ合わせの治療は我々歯科医師だけができることですが、完全に解明された分野ではありません。そこで、我々が治療の際用いるのがスプリントというマウスピースです。このスプリントは取り外しが可能なので、悪化することが少なく、安心して使えるものです。これによって、顎の痛みが取れたり、かみ合わせが改善されたり、かみ合わせのどこが悪いかがわかったり、歯ぎしりが治ったりと、幅広く治療に使えるものです。すべてオーダーメイドですが、保険が利く治療です。もしお悩みの方はスタッフまでご相談ください。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '03 ニュースレター
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