2004年03月18日

Vol.26 「薬漬けの日本人」

 いよいよ花粉症本番です。毎年のことではありますが、皆さんはこの時期どうやって乗り切っていますか?私は3年程前にはステロイドを注射してもらい、とても調子がよかったことがありました。しかし、その注射をしてくださった内科の先生も「この注射は強いからできればしないほうがいいよ」とおっしゃっていました。昨年からは、薬も飲まず、マスクもせず、コンタクトレンズをめがねにして、ひたすら我慢をしました。できることならば長期的に飲むお薬は避けたいと思ったからです。

 今日いらっしゃった患者さんですが、「ガムを食べていたら金属の詰め物が取れた」ということで来院されました。その歯はその歯で治したわけですが、「一日にどのくらいのガムをかむのですか?」とお聞きしたところ、7,8枚入りのガムを一日でかんでしまうとのことでした。「ガムをかむことは昔からの習慣なのか」とお聞きしたところ、内科の先生から唾液の量が少ないので、ガムをかむように指示されたとのことでした。当医院には規格化された唾液量を測るシステムがあるので、さっそくその方の唾液量を測定しましたが、十分量の唾液を測定できました。つまり、その方は唾液量は少なくなかったのです。それで「何か薬を飲んでいないか?」とお聞きしたところ、口の中が渇くという副作用のあるお薬を飲んでいました。唾液が少ないと感じたのはそのお薬を飲んでいたためとわかり、一件落着でした。

 しかし、薬の副作用について説明していたところ、ほかにも飲んでいるお薬について意見を求められました。そのお薬は胃潰瘍のお薬で、TVのCMでも目にしたことがあるものでした。効果がある反面、とても強力な副作用があるのです。そのお薬を1年間飲み続けるよう担当医師から支持を受けたそうです。

 以前にもこのお薬の話題には触れていますが、こういった処方の仕方は決して好ましいものではありません。薬漬けのあなた、もう一度お薬を見直してみませんか?

        
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '04 ニュースレター
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