2004年02月24日

Vol.25 「インプラント VS 歯周病菌」 

 先週末1年半ぶりに横浜に行ってきました。2月14日にチョコレートをもらいすぎないように、仙台を抜け出したわけです(真っ赤なうそです)2月1日にみなとみらい駅が完成し、開業2週間と言うこともあり、ものすごい人出でした。横浜は海が近いので、東京都内とは違う都会の雰囲気がありますね。

 横浜には講演会を聞きに行ってきたのですが、インプラントという人工歯根の最新事情を聞いてきました。インプラント、すなわち歯が抜けてしまって、本来なら入れ歯かブリッジにするところを、自分の歯と同じようなものを再現する治療法です。手術を要するとか、保険が利かないとか、さまざまな問題はありますが、歯科界には大きな発展をもたらした治療法です。最近のインプラントの流れとしては、いかに早く機能させるか、いかに天然の歯に近づけるかがテーマです。国内はS.J.C.D.という国内最大規模のスタディーグループの重鎮の先生方が講演し、アメリカからも講師を呼んで、盛大に行われた講演会でした。

 ただ、残念ながらインプラントは高額な治療であるため、患者さんとの訴訟問題が起きていることも事実です。その多くは術前の診査不足による失敗です。血液一般検査をおこなって全身状態を把握しておくことは非常に重要です。また、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病菌が付着するとインプラント周囲炎という歯周病と同じ状態を呈します。従って、インプラント治療の前にこの問題をクリアしておく必要があります。

 当医院でも歯周病を安定したレベルにするまでは、患者さんが希望されてもインプラントの手術を行うことはありません。もちろんこれはインプラントに限ったことではありませんが、なぜブラッシングが重要であるかを認識していただいた上で、ご指導させていただいております。面倒くさがらず、きちんとブラッシングを行ってくださいね。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '04 ニュースレター
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