2004年12月25日

Vol.36 「誰にでも検査は必要か?」

 今日はクリスマスです。例年に比べ暖かいので、今ひとつ年末の押し迫った感触が少ないのですが、みなさんはいかがでしょうか?

 先週虫歯の予防をがんばっている歯科医院のグループに招かれ、福島の郡山に行ってきました。そこのグループでは虫歯の検査、定期健診をきっちりと行っているまじめな勉強会で、どこの医院もデーター重視の発表をされていました。私自身も虫歯の検査、定期健診を行っていますが、そのグループの方のように、すべての患者さんに行っているわけではありません。すべての人に同じプログラムを行う必要がないからだと思うからです。 

 そのグループでは口の中がすごくきれいな人も3ヶ月に1度定期健診でお呼びして、まったく問題のない人でも必ずすべての歯のレントゲン写真をとり、虫歯のない人にも虫歯の検査(保険の利かない有料の検査)を行っていました。たとえて言うならば、痩せている人、スタイルのいい人にも太るリスクの試験を必ず行い、3ヶ月に一度太らない薬を処方する、といった感じでしょうか?ところが、予防にばかり目を奪われ、本来すべき治療に関しては、あまり関心が無いようで、違和感を感じました。すなわち太っている人への治療をあまり行わず、やせている人に太らないには定期健診が必要だと説法している、そんな感じです。

 その勉強会への参加は初めてでしたが、私の発表の時間にその違和感を訴えてきました。大切なことは何か?皆さんはデーターばかり見て、患者さんを診ていないのではないかと…。

 当医院で毎月行っている勉強会は、虫歯の基礎的な知識と私自身が気付いた虫歯のでき方の法則をミックスしてお話をしています。その人の虫歯がなぜできたのかの理由を納得のいく説明をしていると思います。それは1本の虫歯を治すことだけが目的ではなく、皆さんが全身的に健康になることが目標だからです。

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '04 ニュースレター
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