2012年03月12日

Vol.115「あれから1年」

 東日本大震災から1年が経過しました。被災したすべての方にお悔やみ申し上げます。仙台の街中はGWくらいからすっかり息を吹き返したように記憶していますが、沿岸部はいまだ瓦礫の撤去もされていないところがありますし、避難生活をされている方、放射能の問題から非難されている方、皆さん大変な思いをされていることと思います。

 歯科医師として震災への関わったのは、宮城県歯科医師会身元確認班の江澤班長、柏崎副長の指導の下、ご遺体の検視のための歯の記録を採る作業を7回ほど行ったことでした。一緒に作業をしていて自衛隊の方、警察官の方の奮闘振りに本当に頭の下がる思いでした。

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(江澤先生の文書が載っています)

また、宮城県歯科医師会学術委員会全員が医療救護班として、全国から集まってきた支援物資を県内に配置させるために、仕分け作業を行っていました。学会や勉強会の仲間、また各歯科医師会の皆様、業者の方からたくさんの支援物資を送っていただきました。心から感謝申し上げます。委員長の木村先生はGWまで毎日歯科医師会館につめていたことを思いだします。

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(毎週行われた救護班の会議)

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(何度も応援にきてくださった北海道医療大学チームの皆様)

大学の同窓会宮城県支部では、会員の安否確認に始まり、被災状況の確認、義援金の分配を相談するなど、村上会長の指揮の下、電話やメールを駆使して会員一人ひとりと連絡を取り合ったことが思い出されます。

 僕自身にとっては検視の作業はGWまで、支援物資の仕分け作業は7月くらいまで、同窓会に関しては少しずつ収束して現在に至っているというところですが、身元確認班の江澤先生、柏崎先生などは今でも週のうち半分以上県警に行かれている現状です。多くの皆様のおかげで震災前の生活を取り戻すことができていますが、ご家族や友人を失った方、家や職場を津波で失ってしまった方の無念さは計り知れません。決して忘れることのできない震災ですが、決してあきらめることなく前を向いて歩んでいくことが、援助してくださったすべての方への恩返しになりますので、3.11を忘れることなく頑張っていきましょう!
posted by 副院長 at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | '12ニュースレター
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