2007年09月20日

Vol.69 「歯科治療にかかせない歯科技工士」

 大分陽が短くなってきましたが、まだまだ日中は暑い日が続きますね。

 9月17日は敬老の日で祝日でしたが、ある患者・Aさんからヘルプの電話がありました。聞けば上の差し歯が取れてしまったとのこと、これは一大事ということで、休日でしたが、病院に来てもらって診せていただきました。もともとブリッジの土台のうち2本が虫歯と破折で6月に抜歯をする予定だったのですが、忙しくしていて来院することができなかったそうです。ですからAさんとしても、来なければならないところを自分の都合で延ばし延ばしにしていたことを、申し訳なさそうにしていました。

 しかし現実には上の前歯6本がないわけですから、何とかしなければなりません。残念ながら土台の歯が虫歯でどうにもならない歯、折れている歯ですので、取れたブリッジをそのまま接着することはできなかったのです。それで急遽今使っている入れ歯を用いて修理することにしました。入れ歯の技工は佐藤歯研さんに頼んでいるので、休みの日とわかっていながら電話をしてみると、運良く仕事をしていたのです。それで事情を説明し、急ぎの技工をお願いしたのです。次の日は仙台にいないため、2日後には出来上がるとの返答、Aさんに伝えると2日後ならOKとのことで、僕はその入れ歯を使って型採りを行いました。そしてその2日後には応急処置の完成した入れ歯をAさんに入れることができました。Aさんは鏡をみるなり感激し、感謝の言葉をかけてくれました。実際に頑張ったのは佐藤歯研の技工士ですのでと伝えると、Aさんは受付の佐々木に佐藤歯研の連絡先を聞いていたようで、御礼の電話をしてくれたようです。

 技工士は我々と違って患者さんから直接御礼を言われることがあまり多くありません。しかし私は佐藤歯研さんのほか、横田技工さん、十大技研さん、仲屋敷技工所さんにそれぞれの得意分野の技工をお手伝いいただいております。皆さんの歯となる技工はそれぞれの技工士が心を込めて作成しています。皆さんの口の中にあるかぶせもの、入れ歯は、歯科技工士の力による結果です。皆さん、縁の下の力持ちの存在を忘れないでくださいね。
posted by 副院長 at 13:42| Comment(4) | TrackBack(0) | '07 ニュースレター
この記事へのコメント
なるほど・・
各専門分野に縁の下の力持ちは居るものですね〜
よーく覚えておきます◎
Posted by tora.m at 2007年09月20日 23:30
 いつも書き込みありがとうございます。

 そうなんです、現在お付き合いしている技工士たちとは阿吽の呼吸で仕事ができています。付き合えば付き合うほどに距離が短くなってきているのが実感できます。

 紹介した技工士のうちある人は、自分の作製した技工物に「これから患者さんの歯の代わりになって働いてくれよ」と命を吹き込むと言っていました。こういった気持ちのパートナーと仕事ができて、本当に幸せだと感じています♪
Posted by 副院長 at 2007年09月21日 13:53
先日はどうもありがとうございました!
やはり先生のおっしゃる通り、歯ぎしり若しくは
食いしばり、とのことでマウスピースの型をとって来ました。続けられるか不安ですが、歯が折れてしまっては大変なので頑張りたいと思います。
私のマウスピースも、技工士さんが作るんですよね?感謝しながら使います!
Posted by ピノ子 at 2007年09月29日 08:42
 ピノ子さん、そうなんですよ〜技工士さんが精魂込めて作ってくれているんです。

 ただね、歯軋りは必要な行為だという考え方もあるので、あまり気にしすぎないことも大切です。
Posted by 副院長 at 2007年10月09日 08:43
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