2006年04月12日

Vol.52 「禁煙しませんか?」

 例年ならば仙台も桜が咲いている頃ですが、今年は開花も遅いようですね。楽天イーグルスも満開と言うわけにはいかないようですが、頑張ってほしいものです。

 さて、一昨日「たばこ対策ネットワーク・みやぎ・せんだい連絡会議」に出席してきました。医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会、宮城県健康福祉局健康増進課、宮城県教育庁スポーツ健康課、仙台市健康福祉局健康増進課、禁煙医師連盟からそれぞれメンバーが集まり、どのようにして禁煙活動を行っていくかを協議しました。

 特に最近では女性の喫煙率が増えていることを問題視していました。皆さんもご存知の通り、妊産婦の喫煙は胎児への影響も大きいため、女性の喫煙率を低下させることは必須の項目であります。

 また注目すべきはある学校で検診を行った際、喘息を患っている児童の親に喫煙者か否かを調査したところ、ほぼ100%の親が喫煙者であったということです。受動喫煙といって、本人が喫煙者でなくとも、周りの人が吸ったタバコの煙は、確実に周囲の人の体内にも吸収されていると言うことです。

 現在は全面禁煙、あるいは分煙といったように、公共の施設ではタバコを吸えない環境になってきました。これは喫煙者にとって肩身の狭い思いだと思います。私自身11年前まで喫煙者でしたから、喫煙者の方の気持ちがわからないでもありません。しかし、喫煙習慣の無い方への配慮をすることは必要であります。

 アメリカ歯周病学会でも歯周病を悪化させる因子として糖尿病と喫煙は別格扱いです。当医院でも歯周病の患者さんには、喫煙者か否かを問診するようにしています。歯の裏側にニコチンがこびりついていたり、歯ぐきが真っ黒に着色していたりすれば一目瞭然ですけれどね。

 禁煙について歯科医師の立場から一つ提言します。禁煙はもちろん良いことなのですが、タバコの代わりにガムをたくさん噛んでいる方、ガムも種類を選ばないと虫歯になります!必ずご相談ください。
歯面清掃前.jpg
喫煙者の「ヤニ」
歯面清掃後.jpg
専用の器械で「ヤニ」を落とした直後

030619正・田中真澄.jpg
メラニン色素沈着の見られる喫煙者の黒ずんだ歯肉
030626正・田中真澄.jpg
専用の薬を塗布し1週間後の歯肉
posted by 副院長 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 ニュースレター
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