2013年10月21日

Vol.133「噛み合わせと全身の関わり」

 プロ野球は楽天イーグルスがパ・リーグを制し、CSもあと1勝すれば日本シリーズ決定です。楽しみですね〜

 10月20日、新潟の朱鷺メッセで行われた日本顎咬合学会咬合フォーラムに参加してきました。

131020咬合フォーラム.jpg

「咬合・咀嚼と全身の関わりを紐解く」というかなり難しいテーマでしたが、新潟大学の山田教授、北九州の筒井先生、日本歯科大学新潟校の小出教授の3名の先生方による講演でした。特に筒井先生と小出教授の講演は、噛み合わせと全身との関係を、図や写真を使ってわかりやすく解説していただきました。噛み合わせが原因で、何十年も苦しんでいたところを、筒井先生、小出教授の診査・診断の下、適切な治療を受けて全身の問題も解決したという症例を提示いただきました。
噛み合わせに異常をきたすと、頭が傾き三次元的なねじれも生じる、両肩のラインが傾き、腰がねじれていく様を図解もしていただきました。

 体の不調の原因が噛み合わせにある場合が少なくないのですが、実際に患者さんがそこに気づけるか?また、歯科医師が正確に判断することは容易ではありません。私自身も自信を持って診断できるようになったのは2005年からです。筒井先生も小出教授も早くから噛み合わせの問題を指摘し、我々一般開業医にもわかるように講演会で説明したり、論文・書籍を書かれてきました。

 噛み合わせに問題があると、顔面の筋肉に痛みを生じたり、耳が聞こえにくくなったり、関節部に痛みを症じたり、肩こりや頭痛が生じたりします。もちろんこの全てが噛み合わせによって起こっているとは申しませんが、関連がある場合が多いと思います。虫歯や歯周病の検査と違って、画一的な診査方法があるわけではないことも、その診断が困難である理由の一つです。何度かご紹介しているアキシオグラフでは、その噛み合わせの異常を1/100mmの単位でデジタルに調べることが可能です。筒井先生や小出教授は独自の診査法で診断・治療に当たっています。いずれにせよ、正確な診断の下、的確な治療を行うことで、噛み合わせは改善していく場合がほとんどです。日本顎咬合学会はこの「噛み合わせ」を中心に臨床を行っている歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の集まりで、会員数も8,000名を超えました。噛み合わせを学ぶのにもとても良い環境の学会です。筒井先生や小出教授、また私が師事する神奈川歯科大学の佐藤貞雄教授のようなリーダーから正しい臨床を学び、各医院で
実践されていけば、多くの方が救われると思います。
posted by 副院長 at 13:28| Comment(2) | TrackBack(0) | '13ニュースレター
この記事へのコメント
杉山先生、グルメレポートもお願いします!
Posted by かま吉 at 2013年10月29日 23:45
はい、がんばります!
Posted by 福院長 at 2013年11月14日 19:41
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