2002年12月27日

Vol.12 「インフォームド・コンセント」

 忘年会もほとんどこなされた時期ではないかと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今年の1月からスタートしたこのニュースレターも、今月でちょうど1年を迎えます。皆さんがどのような感想をお持ちになっていらっしゃるかもあまり知らないのですが、そのとき思いついたこと、気になっていることを書き綴っています。

 インフォームド・コンセントという言葉を耳にしたことがある方も少なくないと思いますが、これは「説明を受けた上での同意」という意味です。すなわち我々医療従事者が治療の目的や方法、予想される効果などを説明した上で、患者さんが同意して治療が始まることを示します。最近は大分定着してきているようですが、このインフォームド・コンセントがうまくいかないままに治療が進んでしまうと、後にトラブルとなることが多いようです。「痛くもない歯を削られた」「知らないうちに金属のかぶせ物を付けられた」などと、以前に通っていた歯科医院に対する不満を訴える患者さんは少なくありません。当医院ではきちんと説明をしているつもりではありますが、患者さんにうまく伝わっていないこともあるかもしれません。皆さんからもわからないこと、もう少し詳しく聞きたいことなどありましたら、遠慮なく我々にお聞きになってください。

 今年もいろいろな患者さんが来院されました。1歳ですでに6本も虫歯を作ってしまった女の子、70歳をすぎてもとても綺麗なお口の中の方、歯槽膿漏で指でも抜くことが出来るような歯のまま来院された方、噛みしめ癖が強く、次から次へと歯を折ってくる方、原因も症状も皆さんまちまちですが、必ず主な原因に対するアプローチは必要だと思います。時には厳しいことも指摘するかもしれませんが、皆さんのための言葉とご理解いただきたいと思います。平成15年が皆さんにとって良い年でありますように!

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年12月17日

Vol.11 「唾液と薬の関係」

 今年も残すところ半月を切ってしまいました。皆さんにとって2002年は良い年だったしょうか?

 先週2年ぶりに来院された60代後半の患者さんがいるのですが、最近物忘れが激しいとおっしゃっていました。また、口の中がカパカパに乾いており、無意識に唇や口の中をなめ回している癖がついてしまっています。我々はその理由がすぐわかったので、患者さんにお伝えしました。精神安定剤、睡眠薬、降圧剤といったお薬は、そのほとんどが唾液など粘膜を潤すべき液体の分泌を抑えてしまう副作用があるのです。特に精神安定剤や睡眠薬は中枢性に働くので、その副作用は大変強く、その結果口の中が渇いてしまっている患者さんが少なくありません。

 また、物忘れに関しても副作用に健忘症という項目もあり、この患者さんの物忘れとも関係があるかもしれません。 
      
 その患者さんは副作用のことを理解して、精神安定剤を飲むことを中止したのですが、驚いたことに、昨夜は一睡もできなかったというのに顔色が良くなり、別人のようでした。口の中の渇き具合を聞いたら、薬を止めてからうそのようにつばが出るとおっしゃっていました。

 日本人の薬の消費量は世界でもトップクラスだそうです。もちろん急性症状のときなど、薬の効果は計り知れませんし、使うべき時には的確に使うべきものです。しかし、一般的に慢性疾患、成人病(現在では生活習慣病ということが多い)に関しては薬に頼らずにいたほうが良いそうです。最近ではそのようなレポートも少なくありません。

 最近ではビタミンなどもサプリメントから摂取する人も少なくありませんが、自然界に存在する果物などから採ることが見直されてきています。薬など人間が作り出したものよりも、自然界にあるものを摂取し、病気に対しても自分の力で治そうとするべきだと思います。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年11月29日

Vol.10 「自然なものを食べよう!」

 11月22,23日の連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?今年も残すところあと1ヶ月あまり、忙しい師走がやってきます。

 私はその連休中東京の勉強会に参加していましたが、その中にとても尊敬している長野で開業されている谷口威夫先生がいます。今からちょうど1年位前にその先生の病院へ見学に行ったときのことです。診療しているところにお邪魔するわけですから手土産を持って訪れたわけです。受付の方へそれを渡したら、「すみません、これは甘いものでしょうか?もしそうでしたら申し訳ないのですが受け取れません。」とおっしゃるのです。その先生は砂糖は歯に良くないからできれば摂取しないほうが良いと公言している方なのですが、まさかここまで徹底しているとは…。行った早々先制パンチを浴びせられた気分になりました。休憩時間などはりんごなどの果物を食べるそうです。

 みなさん、この話を聞いていかがでしょうか?いまやスーパーやコンビニでお菓子などを買うことは当たり前となりましたが、それが常識となっていることが異常かもしれません。やはり食べ物は自然に近い形で食べることに越したことはないと思います。

 また、仙台市と歯科医師会がタイアップして行っている40歳の歯周疾患検診というものがあり、何人かの方が検診にこられました。そもそも歯周疾患とは歯肉炎、歯周病を総称して言いますが、わかりやすく言えば歯槽膿漏(しそうのうろう)です。歯周病は虫歯のように歯が欠けたり、しみて痛くなったりなどしませんので、病状の進行に気付きにくい疾患です。だからこそ検診が重要になってくるわけです。重症の歯周病で抜いた歯を見ると悲しくなりますよ。だって虫歯も何もない綺麗な歯であることがほとんどですから…。

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年10月10日

Vol.9 「おそるべし!拒食症」

 前回に続き3歳児検診のお話を致します。40人の中にとても奇妙な歯の削れ方をしている子がいました。同じようなケースを以前に後輩に相談されたことがありますが、上の歯の裏側だけが選択的に溶けているのです。通常虫歯は表側に出来ることが多いのです。それは歯の裏側が唾液で守られやすいからです。ですから歯の裏側だけが溶けるということは非常に珍しいわけです。原因はよく吐いてしまうためなのです。PHが1と強い酸性である胃酸が逆流してくるわけですから、歯にしてみればたまったものではありません。

 10月6日に日本で一番審美歯科治療で有名な先生の講演を聞いてきましたが、超有名女優の口の中の写真が提示されました。この女優さんは激ヤセをした方ですが、拒食症に陥り、何度も嘔吐したものと推察されます。

 また、以前に歯全体がつるつるに溶けている患者さんが来院されましたが、とてもきれいに磨いているのに歯が溶けているのです。この方は毎日朝晩、レモンを丸かじりすることが日課になっていたのですが、レモンも酸ですので、丸かじりを毎日のように行うことは歯にとってはほめられた行為ではありません。 

 もちろんこのようなことはめったにないことですが、やせたいために食べては吐く、といった行為を当たり前のようにしている方、異常な食べ方をしていることに気づいていない方、いずれも大いに問題ありです。その度がすぎた方は私が見ればすぐわかりるのでご指導いたしますが、時々はあるかなという人は覚えていただいたほうが良いと思います。ご自分がされていなくてもご家族や友人がされている時には教えてあげると良いと思います。適正な環境にあれば歯は一生もつはずです。おしゃれ同様歯のことも気遣ってあげましょう。

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年10月09日

Vol.8 「3歳児の歯科検診」

 忙しさにかまけていたら、ニュースレターが2か月分たまってしまいました。芋煮会のシーズンとなりましたが、皆さんはもう行きましたか?

 さて、昨日は仙台市青葉区役所で3歳児検診を行ってきました。40人の3歳のお口の中を見てきたわけです。虫歯のない子、歯並びの悪い子、泣いてしまいユニットに座れない子、いろいろな子がいましたが、いくつかのケースを紹介します。

 最近は虫歯がひどい子が少なくなってきていると、保健所の衛生士さんに聞きましたが、確かにその傾向はありました。ただ意外と多かったのが、指しゃぶりによる歯並びの悪さです。指しゃぶりをいつまでも引きずると奥歯がかんでいる時に前歯がかまないようになってしまいます。
指しゃぶ2り.jpg
指しゃぶり.jpg
指しゃぶりによって歯並びが悪くはなりますが、自然に止めることが一番ですので、指しゃぶりはお母さんへのさびしいというサインだと思って暖かく接してあげることがよろしいと思います。

 また、3歳児の歯は20本生えていることが普通ですが、その20本ほとんどすべてが虫歯だった子がいました。飴やガムを中心とした間食のオンパレードだそうです。ちなみにチラッとしか見えませんでしたが、そのお母さんの前歯もかなり虫歯が見られました。虫歯に対する正しい知識をきちんと伝えなければならないと再認識いたしました。今後も私の独断でお話を聴いて欲しい人に声をかけて健康な口の中を患者さんと共に作り上げていきたいと思います。私が声をかけなかった方はさほど問題がないためだとは思いますが、どんな話か興味のある方は気軽に声をかけてください。

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年08月26日

Vol.7 「虫歯の功罪」

 忙しさにかまけていたら、いつのまにか夏休みも終わってしまいました。ニュースレターが2か月分たまってしまいました。それにしても8月の前半は暑かったですね。

 7月の勉強会は感想文を見ていただくとわかるのですが、栄養面においても子育てに関してもかなり知識のある方に参加していただきました。感想文もその場では書ききれないからと言うことで、家に持ち帰り、後日提出してくださいました。その感想文を読んで、私も勉強させられましたし、また身が引き締まる思いもしました。たかが虫歯と言ってしまえばそれまでですが、その1本の虫歯からさまざまなことが起こる可能性があります。右の奥歯に虫歯が出来たけどそのまま放置する→水がしみるようになったので、左側でしか物を食べない→噛みあわせが左にずれてくる→右の虫歯はますます大きくなり、穴があいてしまった→虫歯の奥の歯が穴に向かって倒れてきた→右でも噛んでみようと思っても倒れた右の奥歯が先に当たってしまうため右ではかめなくなってしまう→かめない右側ではますます汚れがたまり、新たな虫歯が出来る。こんなことは良くある話です。しかもこのスピードは若い方のほうが早いです。かみ合わせまでずれてしまえば、1本の虫歯のために多くの歯の治療をしなくてはならない結果となります。

 一方、我々歯科医師には予防拡大という概念があって、ここに虫歯が出来るとその先まで虫歯になる確立が高いから、そこまで一緒に削ってしまいなさいと教わりました。つまり虫歯の面積が1しかなくても健全な部分を含めて100も200も削るよう指導されてきました。最近ではMinimal Interventionという考え方により、虫歯の部分だけを選択的に治しましょうという考え方に変わってきています。学校検診の結果一つを見ても、それを良くわかっている先生と古い知識のままの先生がいることを実感されられます。新しいことがすべてではありませんが、私はいつももし自分が患者さんだったら、というスタンスで治療法を選択します。歯は一度削れば再生はしないのですから…。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年07月10日

Vol.6 「目指せ!白い歯」

 梅雨の時期も本番を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?洗濯物が乾かなくて大変ですね。

 さて、先日も“ホワイトニング”といって、クリーニングではないのですが、歯を漂白して白くする治療法の講演会がありました。若い女性に関わらず、白いきれいな歯は皆さんの憧れのようです。ケースによってはあまり効果が期待できないこともあるようですが、治療前より数段白くなることが多いようです。当医院ではまだケースが少ないですが、現在私自らが行っておりますので、見たいという方は遠慮なく「見せて」と声をかけてくだい。

 歯が汚く見える理由はいろいろありますが、タバコのヤニやお茶やコーヒーなどの着色は歯ブラシでもかなり効果があります。基本的には歯磨き粉は使わなくても歯はきれいになりますし、その様に指導することが多いのですが、着色が多い方は専用の歯磨き粉を使った方が歯は白くなりやすいです。どうしても自分で取れない方はご相談ください。

 最近ある患者さんに聞いたのですが、まだ幼稚園の女の子の話ですが、ちょっと虫歯になってしまった歯がいやで、早く抜けてしまうようにしょっちゅう歯をいじって自分で抜いてしまっているそうです。小さなお子さんでも虫歯を気にするあまりにその様な行為に出てしまうことがあるのですね。適切な治療と正しい予防の知識が必要だと改めて痛感しました。現在は虫歯に対する正しい知識を皆さんに知って欲しいために、月1回患者さん向けの勉強会を行っています。この患者さんには是非聞いて欲しいという場合に私から声をかけて参加して頂いています。自分は大丈夫だけど子供のためにとか、多くの情報に惑わされてよくわからないかたがいらっしゃいましたら遠慮なくご相談ください。もちろん虫歯以外のことでもわかる範囲でお答えいたします。

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年06月05日

Vol.5 「歯並びについて」

 ついに始まりました、サッカーのワールドカップ!日本、韓国が開催国ということもあり、サッカーファンでない方も熱が入っているのではないでしょうか?

 さて、先日も歯並びを気にされて小学生の方が来院されました。口の中を見ると歯並びがでこぼこしており、きれいに並べるにもスペースが足りません。また、3〜5歳位くらいのお子さんを見ても、乳歯と乳歯の間にまったく隙間が無い方を見ることが少なくありません。乳歯は永久歯よりも小さいので、乳歯時代にはいわゆる「すきっ歯」が理想的です。最近は「小顔」ブームですから、すき間の無い歯並びのお子さんを見ることは当たり前になってきましたが、歯並びが悪いということは見た目に悪いということばかりでなく、汚れがたまりやすいので虫歯になりやすい、歯周病になりやすい、そしてしっかりとかめない為に体全体にも影響を及ぼします。かむ回数と脳の発達は比例するとも言われています。
    
 もちろん程度にもよりますが、歯並びを治すとなると矯正の器具が必要になることが少なくありません。治療をせずに済むならそれにこしたことはありません。現代人の歯並びの悪さを引き起こす原因のひとつが食生活だと言われています。柔らかい食べ物が増えたためです。柔らかい食べ物はかむのに力を必要としませんし、少ない咀嚼回数で食事が済んでしまいます。よくかんでいる人に比べ、口の周りの筋肉を使いませんから、当然アゴも発達しません。ですからできるだけ固いものも食べたほうがいいのです。かむことであごが疲れていつもより食べる量が減り、ダイエットにもつながるかもしれません。「食」は生きるうえでの最も基本となる行為です。これから暑くなり、清涼飲料水、ビールなどがすすみ、食生活がおろそかになりがちです。皆さん、良い機会ですのでご自分の、ご家族の食事を一度見直してみませんか?
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年04月27日

Vol.4 「歯周病について」

 桜も散り、ゴールデン・ウィークを迎えましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 4月になると、歯科界も学会シーズン本番となり、私も今月は2週連続で東京に行ってきました。特に、日本臨床歯周病学会においては日本、アメリカ、ヨーロッパの考え方の違いを聞くことができ、大変参考になりました。歯槽膿漏(しそうのうろう)に対する見解はアメリカとヨーロッパは大分違いがあります。特にアメリカにおいては専門医制度が導入されており、一人の患者さんが神経の治療、歯周病の治療、かぶせ物の治療という流れを別々の歯科医院で治療を受けます。専門医にはいいところも沢山あるのですが、アメリカ代表で学会で発表していた歯周病専門医は、原因に対する考察がまったくないまま、ただ技術だけが先行している印象を受けました。日本でも医科の分野では治療が細分化し、専門医が増えているようですが、人間の体はすべてつながっているので、部分部分で考えることは必ずしもベストではありません。

 我々歯科従事者も口の中だけを見るのでなく、口を通して全身の状態を把握するべきだと思います。歯周病と糖尿病は関連が深いといわれていますが、一説によると歯周病こそが糖尿病や心臓疾患の原因であるとも言われています。もしそれが本当だとすると、歯周病は命を落としかねない恐ろしい疾患だということになります。歯周病は虫歯と違い、痛みや歯が欠けるなどといった症状がないまま進行するので、歯がぐらぐらするなどといった状態で病院にきたときには、時すでに遅し、ということが少なくありません。我々の定期的な検査以外に歯周病の進行度合いを示せるものはないと思います。

 歯周病ってどういう病気なの?私の場合は進行しているの?どうすれば治す事ができるの?などといった疑問のある方は、どうぞお気軽に我々まで声をかけてください。

  
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年03月20日

Vol.3 「ガムについて」

 花粉症の季節も本番を迎えました。私も一部のスタッフも悪戦苦闘しております。患者さんでもマスクでいらっしゃる方、鼻声の方、また、長期にわたり治療を休む方と、ご苦労が多いと思われます。TVの「あるある大事典」でヨーグルトがいいと聞き、試しているところです。皆さんはどんな治療、予防をしていますか?

 さて、現在は虫歯の話ばかりですが、勉強会も3回目となりました。話す側としては毎回話を膨らませてはいるのですが、それでも言い忘れることが少なくありません。ただ、大事なところだけは必ずお伝えするようにしています。

 先週ある患者さんから「ラムネのような食べ物で虫歯が減るとテレビで放送していた」との話を聞きました。私はまったく知りませんでしたので、コメントはできませんが、キシリトールとかリカルデントガムのようなものでしょうか?先日の新聞にも、この両者がお互いを意識して、自社製品のほうが優れていると主張しているといった記事が掲載されていました。当医院でも両方とも販売していますが、現在のところは積極的に虫歯予防に使用するというよりも、もしガムを噛むのであれば、また、唾液の量が不足していると思われる場合にはこの2つのどちらかを、というスタンスです。本来唾液は「噛む」という行為で自然に出てくるものです。ファーストフードのようにあまり噛まなくても良いものを食べて、その後ガムを噛む…なんかおかしくありませんか?ガムは土に戻りませんから地球環境レベルでも適切なものとは思えません。皆さんもCMに惑わされること無く、自然な食生活とはどのようなものなのか?一度じっくりと見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
 

posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年03月04日

Vol.2 「食生活は大切」

 ソルトレイクシティー・オリンピックも終わり、代わりにテレビ、新聞では「宗男」の字が見られない日はありません。日本にとっては大問題ではありますが、どこか「ミッチーVSサッチー」のような感覚を受けるのは私だけでしょうか?

 さて、先日当医院に来院された20歳前の女性の口の中には驚かされました。ガングロ、茶髪、ピアスと今どきのギャルでしたが、口の中はひどい虫歯があり、すべての歯ぐきが真っ赤に腫れあがり、特有の口臭がしました。外見と口の中のあまりのギャップに、スタッフも唖然としていました。しかも神経を抜いて痛みがなくなったら、きちんとした歯を入れることもなく、もう通院されなくなってしまいました。次回詳しくお話を聞くつもりでしたが、明らかに食生活の乱れが原因だと思われます。 
      
 食生活はどんな人にも共通する「生きる」ための最も大切な行為です。今の日本の若い人たちはファーストフードやコンビニで食事を済ませる人が少なくありません。また、若い人ばかりではなく、一人暮らしの方、忙しい方など、一人分の食事を作るより外食のほうが手軽であり、悪いとは知りながら習慣化している方が多いのではないでしょうか?私たちは毎日いろいろな方の口の中を拝見しているので、年齢的に見てほかの方との違いが如実な方には、何か特別な理由があるだろうと考えてしまいます。

 ただ虫歯を治す、歯石を取るだけでなく、食生活などのアドバイスが必要な方には是非聞いていただきたいお話があります。そういったお話を「患者さん向け勉強会」でじっくりお話いたしますので、興味のある方はぜひご参加ください。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター

2002年02月04日

Vol.1 「勉強会の開催」

 平成14年も2月に入り、ソルトレイクシティーオリンピックももう目前です。皆さんは風邪などひいていませんか?

 さて、現代医学はさまざまな意味で発展しながらも治らない病気が山のようにあります。我々の医院でも虫歯を治しても治しても、次から次へと新しい虫歯をこしらえてくる方がいらっしゃいます。「虫歯ができたらしょうがない」で済むのでしょうか?虫歯をなくすにはどうすればいいのでしょうか?当医院では今まで患者さん一人一人にその原因についてお話してきましたが、患者さんの治療をしながらだと、なかなかゆっくりとお話することができません。

 そこで口の中を通して皆さんのためになるお話ができないかと考え、テーマを設けて数人の患者さんと勉強会を開催することにしました。去る1月26日に第1回目の勉強会を開きましたが、患者さんからの質問も多く出て、私たちにとっても勉強になったところがたくさんありました。
今後も継続していくつもりですが、「どうすれば歯槽膿漏(しそうのうろう)を治せるのか?」「歯並びを治したいが…」など皆さんの聞きたいことをお話できればと考えています。もしご希望があればお気軽にスタッフまで声をかけてください。
posted by 副院長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | '02 ニュースレター