2014年10月08日

Vol,147「ミラノ」

10月5日はミラノに行ってきました。
ミラノ駅に降りると、いわゆる改札口がなく、拍子抜けした感じでしたが、駅の建物にもびっくりでした。DSCN3460.JPG

外から駅を眺めるとこんな感じです。DSCN3466.JPG

そこから地下鉄でドゥオーモ駅へ
前日、懇親会でヨーロッパの先生方に観光するにはどこが良いか聞いたところ、異口同音「大聖堂(ドィオーモ」を勧められました。
地下鉄の駅を降りて地上に出たら、この景色です!DSCN3477.JPG
建築に500年かかったそうです!500年後に通用する設計というのも素晴らしいことですね〜

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中へ入ると、重厚なパイプオルガンの音が響き、それだけでジーンときました。

食事の後、この大聖堂のてっぺんに歩いて上っていきました。ビル10階分くらいの高さでしたね。DSCN3527.JPG

さすがミラノは都会でした。街行く人はみんなおしゃれでしたね〜
ファッションについては僕のイメージとちょっと違っていました。
ボディバッグなど下げている男性は皆無だったこと、基本シャツイン!少なくとも長袖のシャツを外に出している男性はいませんでした。それらは日本独特のファッションなのでしょうかね…

それと、車についではいわゆる駐車場が少なく、特にトリノでは基本路上駐車でした。なので、縦列駐車が上手くないと、かなりつらいと思います。DSCN3167.JPG

学会のついでの観光でしたので、多くを見ることは出来ませんでしたが、多くの刺激を受けて帰って来ました。日本の歯科事情、特にかみ合わせについてはヨーロッパに比較しても先を行っているように感じました。もちろん学ぶべき点も多々ありました。単に良い刺激に終わらせず、日々の臨床に全力を注ぎたいと強く思いました。







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2014年10月04日

Vol.146「AIG(イタリアナソロジー学会)に参加して」

10月1,2日の2日間、イタリアのトリノでAIGという学会に参加しました。
ナソロジーとは主に有歯顎の咬合の再構成を通して、顎口腔の機能を総じて治療する事を目的とした学問の事であり、単に虫歯を治すとか1本の歯に焦点を当てるのではなく、口の中を総合的に論じる学問であり、今回のAIGはイタリアで行われる国際学会です。

演者は20名を超えるくらいの人数で、一人30分の持ち時間、イタリア人が6割、英語発表者が4割といたところでしょうか?初日は9時から夜の6時までみっちり!

これは始まる前のステージの雰囲気です。
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日本からは柏崎先生とポスター発表を行いました。IMG_0220[1].JPG

夜は会場を変えて8時半からガラパーティー
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終わったのがなんと12時過ぎ!
みんなタフです…

2日目は日本代表で吉見先生の講演、ヨーロッパの先生方よりも診断、資料、治療すべてのレベルが上でした。
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エントリーは少なかったのですが、ポスターアワードをいただきました
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慣れない英語でさえ四苦八苦ですが、イタリア語はまくしたてるようにぐいぐいきます。イタリア語→英語の同時通訳もイタリア訛りの巻き舌でした(笑)

なんとか2日間の学会は終わりました。


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2014年10月03日

Vol.145「午後のトリノ」

昼食後は国立映画博物館を有し、世界で一番高い博物館と言われているモーレ・アントネリアーナに行ってきました。

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映画博物館だけあって、映画を撮影する機材の構造、歴史などを詳細に表わしていました。
中には昔の日本の映画のポスターもありました。

また、ひときわ高い建物ですので、街を一望できます。

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他にも名前がわからないながらも素敵な建物や街並みにバシャ×2とシャッター押しまくりました(^^)





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2014年10月02日

Vol.144 「トリノの街を散歩」

イタリア4番目の人口をかかえる都市・トリノ。トリノオリンピックでは荒川静香選手が金メダルを獲得したことが記憶に新しいですね〜

ホテルはトリノの中心にあるポルタ・ヌオーヴァ駅のそばにあります。
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ポルタ・ヌオーヴァ駅は終着駅ですので、始発駅にもなりますね!DSCN3210[1].JPG

トリノのポルティコ(アーケード街)です。DSCN3181[1].JPG


町の中心、サン・カルロ広場です。
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王宮とカステッロ広場です。DSCN3186[1].JPG

ヨーロッパははじめてなのですが、歴史を感じますし、石畳の道も味があるな〜って思います。
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ただ、車の運転が荒いです!
タクシーに乗っても「前の車にぶつかる!」ってくらいの車間距離です…
歩く人も車に気を使っているかんじですね…

今、10月2日の正午過ぎです。
午後も街を散策してみます(^^)



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Vol.143 「イタリアの学会に参加します」

2か月ぶりの更新です。

10月3,4日の2日間、イタリアのトリノでAIGという噛み合わせの学会に参加します。
海外の学会は3回目ですが、今回はポスター発表も行います。

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フランクフルト空港でトランジット

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トリノへは1時間遅れのフライト

仙台から19時間の旅でした。
今、日本時間の午前4時で、まったく寝ていませんが、眠くありません…。
しっかり学びたいと思います。


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2014年07月30日

Vol.142 「月一会30周年記念講演会」

 7月も残すところ2日です。来週は仙台の七夕祭りですね!

 7月26日の土曜日、私も所属している仙台の勉強会「月一会」が創立30周年を迎えました。私自身が月一会に入会したのが平成13年でしたので、会の歴史の長さを感じます。会長はみんなに愛されている菅崎直身先生で、20年近く会長をされていらっしゃいました。

http://www.kanzaki-shika.jp/doctor.html

 自分のオフィスを提供し、若手の育成を継続して行ってきました。また、自分の理論を押し付けず、後輩を良い方向へ導くような教育理念で、多くの臨床家を育ててきました。

 月一会が主体となって行っている、日本顎咬合学会の東北支部も、菅崎先生とその弟子達によって、その輪を広げることが出来ました。26日は現会員の中から10名がエントリーして、13分間のプレゼンをリレー形式で行い、3時間の記念講演会を無事終了することができました。

月一会30周年記念プログラム.xlsx

 講演会には多くの仲間が駆けつけてくれました。3年前の震災後、半年ほど宮城県歯科医師会館が使用できなかったために、その間他の会場を使用して勉強会を続けてきましたが、東京の勉強会「てんとう虫」の皆様からの多大なご寄付によって、会場をお借りして勉強会を続けることができました。そのてんとう虫のメンバーの方が小林前会長、亀田新会長をはじめ、たくさんの方にご参加いただきました。
 また、同じく東京の「包括歯科医療研究会」の皆様には、今回も鮮やかなお花やたくさんのご祝儀をいただきました。
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 代表の鈴木尚先生は、震災の後2度も仙台に足を運んでいただき、講師料無しでご講演をいただきました。さらには日本顎咬合学会から理事長の渡辺先生、常務理事の俵木先生、さらには元理事長で、長年東北支部を牽引してくださっている菅野先生にもご参加いただきました。いずれの先生方も日本を代表する素晴らしい臨床家であり、様々な分野で後輩を育成している重鎮ばかりです。こういった著名な先生方と親交を深めることが出来たのも、月一会の諸先輩方のおかげです。

 歯科関係の業者の方々も数多く参加いただき、懇親会も大変盛り上がりました。新会長となる木村先生は、宮城県歯科医師会一の酒豪の名に恥じず、朝の5時までゲストを連れまわしておりました。

 大学を卒業した後、セミナーや講習会に参加して勉強をすることも大切です。しかし、学会や勉強会は自分も発表する機会を得ることが出来ます。自分の気づかなかった部分を仲間に指摘してもらえる、或いは後輩によりよい知識を共有してもらうためにも、学会や勉強会の存在は必須のものです。そして同じ方向を向いた全国に散らばる歯科医療人とディスカッションできることに、改めて幸せを感じることが出来ました。DSC_0110.JPG
月一会・てんとう虫・包括歯科医療研究会の皆さん


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2014年06月26日

Vol.141「学会に参加して」

 いよいよ夏本番ですね!
 
 毎年6月は2つの学会に参加するので、土、日がつぶれてしまうのですが、今年はとても有意義な学会でした。特に日本臨床歯周病学会の年次大会でお招きしたイタリアのTONETTI先生の臨床は素晴らしかったです!

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 アメリカの先生方は、結構簡単に歯を抜いて、インプラントという人工歯根を埋める治療が多いのですが、TONETTI先生は、さすがにこれは残せないだろうという歯周病末期の歯を保存していたのに驚きました。歯周治療の奥深さを目の当たりにしてきました。さらに、精度の高い外科処置によって、従来法の再生治療から薬や材料を補填しなくても再生療法ができるんだという実例を見せていただきました。その理論的な背景、また統計を取ることによって確実な結果を出していることを提示してくれたので多くの学びがありました。

 ここのところ、歯周病の学会なのにも関わらず、インプラント関係の発表が多く、おかしな方向へ進んでいないかと心配する会員が多かったのですが、昨年の北海道大会から「歯を保存する」ことを第一に考える、日本臨床歯周病学会らしさが復活してきたように感じました。

 学会では毎年お会いするメンバーと顔を合わせることが出来ますし、多くの発表を見ることで勉強になると同時に刺激を受けてきます。日本臨床歯周病学会東北支部では4名の方が発表されました。

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岩手県の佐藤奨先生

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郡山の糠沢先生

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松島町の岡山先生

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石巻の衛生士・木村さん

4名がそれぞれ発表され、高い評価を受けました。

 2011年の7月に日本臨床歯周病学会の年次大会がはじめて東北は仙台で行われる予定でしたが、3月の東日本大震災のために開催を断念した経緯がありました。来年2015年の7月に改めて東北発の年次大会を予定しています。今年の名古屋の大会においては、東北のメンバー一同、来年の年次大会をイメージしながら参加してきました。市民フォーラムも同時開催されますので、多くの方に参加していただきたいと思っております。

日時:2015年7月18,19日
場所:仙台国際センター

 私事ではありますが、昨年の日本顎咬合学会での発表を評価され、優秀ポスター賞をいただきました。日ごろお世話になっております、東京の吉見先生をはじめ、多く皆様に感謝申し上げます。

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月一会からは共に学んでいる虻江先生、菅崎紳先生も優秀賞を受賞されました。

また、日本臨床歯周病学会で共に学んでいる石巻の三宅先生も受賞されました。
東北のメンバーが多数選ばれていることはとても励みになりますね!

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左から内田先生、私、三宅先生、若林先生
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2014年05月19日

Vol.140「暗闇の世界」

 今年の楽天イーグルスはどうも調子が上がらないですね…頑張ってほしいです。
 
 さて、先日「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に参加してきました。お聞きになったことが無い方も多いですよね?そこは暗闇の世界です。一切の光がない空間です。真っ暗闇の世界を白い杖と、インストラクターさんと、そして一緒に参加するほかのメンバーの声や息使いで進んでいくのです。

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 そもそもこの「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は知人からの又聞きで知ったのですが、視覚以外の五感を研ぎ澄ませるために参加してる人がいるという話を聞いて、一度体験したいと思っていたのです。スタッフの方の親切な案内から始まって、トータルで90分ほどの体験が出来ます。興味のある方には失礼になりますので詳細はご紹介しませんが、とても神聖な気持ちになりました。  

 共に参加した娘以外のメンバーはその日その場所で始めてお会いしたい人ばかりでしたが、暗闇の世界では、全員が一つのチームとなりました。靴を介して伝わってくる地面の起伏、白い杖から感じる地面の傾斜、外界の音が一切遮断された静寂な空間、交感神経がバリバリに働きそうな気がするのですが、インストラクターの方の優しい声や静寂さは同時に落ち着く要素もありました。

 実はそのインストラクターの方は視覚障害者でした。その方は24時間暗闇の世界で生活しているのです。その方に暗闇の世界を案内していただいたのです。

 今回の体験で聴覚や触覚、嗅覚の重要性を再認識できましたが、同時に視覚障害者をはじめとして、我々健常者がもっと介入すべきことが多々あるように思えました。そう、周りの人の眼など気にせず、ためになる親切を進んでしようって感じですね〜。

 歯科治療を通しては、普段から心がけているつもりですが、指先や器具を通しても、患者さんが“安心感”を感じられるようにスタッフと共に頑張っているつもりです。
皆さんも是非暗闇の世界を体験してみてください(^^)

http://www.dialoginthedark.com/did/
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2014年03月27日

Vol.139「ブラキシズムとは」

 3月は出会いと別れの季節ですね。当医院でも11年勤務した瀬戸が退職し、鎌田が新戦力として加わりました。

 さて、3月22,23日は札幌でiaaid(国際先進学際歯科学会)という学会に参加してきました。

http://www.iaaid-asia.jp/meeting/index.html

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(真ん中が水滸会の会長:吉見先生)

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テーマは「ブラキシズムと咬合」でした。「ブラキシズム」とは歯ぎしりや食いしばりなど、夜間寝ているときのかみ合わせを指します。歯ぎしりと聞くと、ギシギシと音を立てて周りの人が不快になったり、歯が削れてしまったり、知覚過敏が起きたりと、あまり良いイメージがないかもしれません。しかし、生理学的にはストレスを発散させるため重要な行為だとも言われています。本学会はこのブラキシズムというテーマに対して、世界をリードしていると言っても過言ではないようなメンバーが講演してくださいました。

 睡眠には眠りの浅いレム睡眠と、眠りの深いノンレム睡眠とが交互に繰り返されることはご存知の方も多いと思いますが、このノンレム睡眠からレム睡眠に移行する際、ブラキシズムが行われていることが多いのです。つまり、睡眠のコントロールにブラキシズムが関与している可能性が高いということです。

 歯科の世界ではこのブラキシズムが歯を破壊したり、歯周病を増悪させる「敵」のようなイメージで紹介されることが多いと思いますが、生命の維持にとってもブラキシズムはとても重要な行為である可能性が高いと考えられます。したがって私達はブラキシズムを止めるではなく、強さをコントロールすることに目標を置くべきだと考えています。よいかみ合わせというのは、夜間のかみ合わせまで考慮すべきだということです。

 以前、このブラキシズムは“病気”と捉えられていました。現在でも歯科の世界ではそのように感じている方も少なくありません。しかし、適切なブラキシズムによって睡眠が安定し、ストレスのマネージメントに関与していることを知れば、日常生活にとって不可欠な行為とみなすことが出来ます。行き過ぎたブラキシズムは歯が磨り減る、歯周病を悪化させるばかりでなく、肩や首のこりにもつながります。我々歯科医師が的確な診断をして、必要があればそのコントロールをお手伝いして、皆さんの健康に寄与できればいいなと思っています。

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私事ですが、今回の第6回iaaidで最優秀ポスター賞をいただきました。iaaid-Asia会長の佐藤貞雄先生から表彰状をいただきました。これもひとえに日ごろご指導いただいています、東京の吉見英広先生のおかげです。ありがとうございます。
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2014年03月05日

Vol.138「酸蝕症について」

いよいよ今月で平成25年度も終わりですね。出会いと別れのシーズンです。

さて、3月9日(日)東京医科歯科大学う蝕抑制学講座の北迫勇一先生のご講演を聞く機会に恵まれました。以前から興味のあった「酸蝕症」についてのご講演でしたが、大変ためになりましたので、資料を用いて皆様にもお伝えしたいと思います。
 一般的には虫歯で歯が溶けるというイメージがあると思いますが、pHの低いもの、特に飲み物の過剰摂取によって、歯の表面が溶けてしまう状態を指します。「健康のために毎日黒酢を飲んでいる」「運動部に所属していてスポーツドリンクを欠かさず飲んでいる」「朝はグレープフルーツを食べて、すぐに歯を磨く」ことが酸蝕症の原因になりえるのです。また、つわりがひどかったり、拒食症で頻繁に嘔吐されてしまう場合も、胃酸によって歯が溶けていきます。

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健康な方の上の歯です。

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酸蝕症の方の上の歯です。健康な方に比べて、極端に歯が溶けていることがわかると思います。




 歯は酸性にさらされて表面が溶けていきます。なので酸性度の高い食品を頻繁に摂取すれば、酸の力で歯が溶けていくのです。
 今回は北迫先生達のグループで調査した飲みのもを中心とした食品のpHをご紹介して、皆さんの認識を改めてもらおうと思います。

以下クインテッセンス社の「酸蝕歯って知っていますか?」から図を抜粋いたします。

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pHが5.5より低い値の飲み物は、歯の表面が溶けてしまう可能性があるわけです。「ダイエット〇〇などと低カロリーを謳っていても、歯は溶けるのです。

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皆さんがお子さんに飲ませている飲み物は含まれていますか?

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チューハイって意外とpHが低いですね…気をつけましょう

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健康のために良いと思っていた飲み物…見直すべきかもしれません。

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まさか果物で歯が溶けるなんてね〜

これらのもの全てを否定しているわけではありません。ただ、接触頻度・回数が多い場合は要注意です。どうせ摂取するならpHが5.5以上のもののほうがいいとわかっていて、皆さんが飲み物を選択すればいいという事です。
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2014年02月26日

Vol.137「87歳のローズさん」

ソチオリンピックも終わりましたね。日本の選手団はがんばりましたよね!
さて、皆さんは継続した「学び」をされていますでしょうか?ひょんなことから下記のストーリーを知ったのですが、とても深い話なのでご紹介しますね。

「87歳の大学生 ローズ」
学校が始まる最初の日に、教授は自己紹介の後、私たちに、まだ知らない人と友達になってみなさいと課題を出した。
私は立って、周りを見回したとき、誰かが肩を優しくたたいた。
振り返ってみると、しわくちゃの小さいお婆さんがまるで彼女の全身を輝かせるほどの笑顔で私を照らしていた。
彼女が言った。「やぁ、ハンサム君。私はローズよ。87歳なの。ハグしていいかしら」
私は笑って、熱烈に答えた。「勿論ですよ!」彼女はとびきり強く抱きしめてきた。
「どうしてそんな若くて、無垢な年齢で大学に入ったのですか?」私は尋ねた。
彼女はジョーク一杯に、「金持ちの男を見つけて結婚し、子供を生むために大学に入ったの。」


「いや、冗談抜きに」私は尋ねた。一体何が彼女にそんな年齢になってまで大学に入ろうと思わせたのか興味があったからだ。
「私はいつも大学に入ることを夢見てたの。そして今、夢を一つかなえたのよ!」
授業が終わり、私たちは学生会館に歩いていき、チョコレートミルクシェーキを分け合った。
私たちはすぐに友達になり、それから3ヵ月、毎日一緒に教室を出てエンドレスに話し合った。
私はいつも、彼女の話す知恵と経験に富んだタイムマシンのような話に魅了された。
その年の履修が終わる頃には、ローズはキャンパスのシンボルになり、どこへ行ってもすぐに友達になれた。
彼女は着飾ることが好きで、他の生徒から彼女に向けられる注目を大いに楽しんでいた。
学期の終わりに、ローズに話してもらうために、私たちのサッカーの祝宴に招待した。
私は彼女が教えてくれたことを決して忘れないだろう。
彼女は紹介されたのち、演壇に立った。
彼女は用意したスピーチのカードを持ち出すとき、床に落としてしまった。カードがうまく取れなくて、イライラと恥ずかしさを感じながら、彼女はマイクに身を乗り出し、シンプルに言った。
「ごめんなさいね。今日は神経が立ってるみたい。キリスト教のレントの期間にビールを絶っていたから、このウィスキーがとても最高だったの。」
スピーチの原稿がうまく取れそうにないから、私の知っていることを話しますね。
私たちが笑っている間、彼女は喉払いし、話し始めた。
「私たちは年を取ったから遊ぶのをやめるのではありません。遊ぶのをやめるから、年を取るのです。若くあり、幸せで、成功を成し遂げるための秘訣は4つしかありません。毎日、笑ってユーモアに生きなければなりません。
夢をもたなきゃいけないわ。夢を失ったとき、あなたは死んでしまう。
死んだまま歩き回っている人がたくさんいるわ。そして死んでいることにさえ気づかないの。
年を取ること(growing older)と成長すること(growing up)の間にはとてつもない差があります。
もし、あなたが19歳で、一年間ベッドに寝たままで生産的なことを一つもしなくても、あなたは20歳になります。
私が87歳で、もし一年間ベッドに寝たままで何もしなくても、私は88歳になります。
誰でも年を取ることはできます。それは才能も能力も必要ありません。
いつでも変化する機会を見つけることが成長をもたらすのです。
後悔してはいけません。
年寄りはいつも「したこと」は後悔しませんが、「しなかったこと」を後悔するのです。後悔する人だけが死を恐れるのです。」
彼女はスピーチを締めくくり、勇敢に「The Rose」を歌い上げた。
彼女は私たちに歌詞を覚えて、毎日そのように生きるように励ました。
その年の終わりに、ローズは何年も前に始めた大学の学位を終え、
卒業後、一週間して穏やかに息を引き取った。
自ら手本を示しながら、あなたが何かを目指すのに遅すぎることは決してないと教えてくれたその素晴らしい女性の葬儀には2000人以上の大学生が参列した。
これらの言葉はローズの美しい記憶を通じて伝えられてきた。
「忘れないでください、誰もが年を取るけれど、成長するかどうかはその人次第なのです。」
私たちは手に入れたもので生計を立て、与えたもので人生を形作る。


いかがでしょう?いい話ですよね?私自身、「日々成長する」ことを目標の一つに掲げていますが、80歳を過ぎてもその「やる気」を実践していることは素晴らしいですよね?今日もがんばりましょう!
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2014年01月27日

Vol.136「献血に行こう!」

 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
 
 2014年も皆さんにとっていい年になるといいですね!


 さて、今回のテーマは「献血」です。皆さんは献血されたことはありますでしょうか?私自身、記録が残っているところで、最も古い献血は1995年でした。ほぼ20年前ということになります。

 献血は身近に出来るボランティアの一つだと思います。私自身は年に3回400ml全血献血を行っています。私の所属している仙台歯科医師会の学術委員会では、柏崎委員長の発案で「百学連関」という企画があり、毎月担当者が、他の委員の方へ情報発信をしています。今月は私が担当ということで、献血について色々と調べてみましたので、皆さんにもご紹介をしたいと思います。


献血の歴史
 1616年 フランスで貧血と高熱のある青年に子羊の血液を輸血し顕著な回復をみせる。
     その後も子羊の輸血は続いたが、一人の患者が死亡に至り、ヨーロッパでは全面禁
     止。
 1825年 イギリスの産科医が出産時の出血で死に瀕した婦人に輸血をして成功。
     この後行われた輸血では重い副作用や死亡事故は当たり前だった。
     血液の凝固の問題があり、aim to aimの輸血が一般的だった。
 1900年 オーストリアの医師がABO型の血液型を発見。これにより副作用や死亡事故が減
     少。
 1914年 クエン酸ナトリウムを血液に混入すると血液が固まらないことを発見。     
 1937年 アメリカの医師が血液銀行を設立。1回の献血は500ml、保存期間は10日だった。

日本の献血の歴史
 1919年 近代輸血が日本に導入
 1930年 浜口首相が東京駅で暴漢にピストルで撃たれる。東大の教授が東京駅で輸血を行
     った。
     これがきっかけで献血が日本で一般的に。
 1943年 輸血により東大病院で梅毒感染が発覚。本格的に血液事業に取り組む
       日赤は無償で献血を呼びかけた。
       しかし、民間の商業血液銀行が血液を買っていたため、献血者は激減。
       1ヶ月に70回も献血をするものも出てきて、赤血球の少ない血液が出回った。
 1968年 民間血液銀行の売血が姿を消す
 1990年 血漿分画製剤製造のための有償採血が中止となり、日本での売血は姿を消す。
       血液製剤の製造を目的とする採血は日本赤十字社のみとなる。

献血者数
 1994年 661万人→ 2011年 525万人へと減少

 現在特に若い方の献血者が減っているのが現状だそうです。

仙台では次の場所で献血することが可能です。

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献血の条件

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献血の手順
1.受付
   身分証明書が必要
2.問診表の記入
   その日の体調、3日以内に出血を伴う歯科治療を受けたか(スケーリングも含む)、育毛薬   (1ヶ月以内)・前立腺肥大治療薬の服用(6ヶ月以内)の有無、インフルエンザの予防接    種(24時間以内)、病気の既往(B型・C型肝炎・がん・血液疾患・心臓疾患などの有無、    海外滞在の有無、エイズの検査か?不特定の異性と性的接触があったか?男性で6ヶ月以内   に男性との性的接触があったか?輸血・臓器移植の有無 、ピアス・刺青を入れた人(6ヶ   月以内・ただし口腔、鼻腔、舌など粘膜を貫通している場合は献血そのものがNG)など
3.医師による問診と血圧測定
4.ヘモグロビン濃度測定、血液型事前判定
5.献血 
   全血で10〜15分、成分献血で40〜90分
   一人ひとりのベッドにTVあり 
6.休憩
   飲み物、パンなどが無料で置いてある
7.献血カード受け取り



血液豆知識
   体重70kgの場合5kgが血液(体重の1/13)
   血液 有形成分45%(赤血球96%、白血球3%、血小板1%)、血漿55%
    
献血豆知識
   全血の保存方法は?
      分離して保存される
   
   成分献血って?   
      血小板献血と血漿献血がある
      血液を戻すとき、血液の凝固を防ぐため、クエン酸ナトリウムを入れる

   成分献血における血小板献血と血漿献血の使い分けは?
      必要な方を選択(病院などからの指示に従って決定される)
       血小板は4日寿命
       血漿は6カ月保存後、1年以内に使用
       比率は1:1くらい 
 
   なぜ成分献血が良いのか?   
      全血200mlから得られる単位を1とすると、
      全血400mlから得られる赤血球成分は2単位
      血小板成分献血から得られる血小板は10〜20単位

   採血・献血のスピードは?     
      採血時:60ml/min、献血時:70〜80ml/min
      ポンプでスピード調整

   針の太さは?            
      17ゲージのものを使用
       18ゲージ:直径1.2mm
       31ゲージ:直径 0.25mm
  採血:21〜27ゲージ
        静脈注射:21〜23ゲージ
        インスリン注射:30〜31ゲージ  

   血管が細い人は?     
      暖かいものを飲むよう指示される

   次回の献血可能日はいつ?      
      全血200mlは4週間後
      全血400mlは女性16週間後、男性12週間後
      成分献血は2週間後
       回復までの時間 
        血漿成分2日
        血小板成分4,5日
        赤血球3週間(従って全血献血の次回献血可能日が遅くなってしまう)                     
   採取した血液はいつ使われる?
      成分献血(血小板成分)は4日以内
      全血は3週間以内に輸血される



その他 
 ・採血ベッドは足側が高くなっている
 ・複数回献血すると、粗品がもらえる
 ・献血だこというものがある
 ・血液センターに友達と来て、食べたり飲んだりして帰る人もいる
   →困った人もいるなと思って、献血センターの看護師さんに聞いてみたところ、「付き添い   の人が次回来てくれるかも知れないので、どんどん来てほしい」とのことです。お話を聞    いて、なんて素晴らしい方なのだろうと感銘を受けました

今回は杜の都献血ルームAOBAの所長・早坂さんにお話をお伺いしました。とても丁寧に答えていただきました。看護師さんも皆さん優しい方ばかりです。是非皆さんも献血をしましょう。皆さんの血液で救われる方がたくさんいらっしゃしますから…
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